[BlueSky: 4347] 生分解性プラスチックの分解と二酸化炭素


[From] Sawaguchi Yuji [Date] Wed, 05 Jun 2002 10:28:33 +0900

澤口@一升金です。

平川 良信さんの<20020605095552.3f6a0493.31201@nifty.ne.jp>から
>生分解性プラスチックが分解すると、二酸化炭素が出るのかどうか、
特に詳しいというわけではないのですが、生分解性プラスティックは
微生物の作用で水と二酸化炭素に分解します。(というか、分解され
るようにデザインされた高分子と、セルロース、デンプンなどから成
型する)
従って、直接的な温暖化対策として有効性はあまりないんじゃないか
と思われます。現状では、石油系プラスチックよりエネルギーコスト
は大きかったんじゃないかと。
ただ、そのまま廃棄できるため回収コストやエネルギーがかからない
のと、高温焼却しなくてすみますからダイオキシンなどの2次生成物
や廃熱などの環境負荷は減少するでしょう。
植物起源ですから生分解性プラスティックにしようがしまいが、どの
みち二酸化炭素の増加要因とはならないんじゃないですか。


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