[BlueSky: 4345] Re:4332 二酸化炭素排出量


[From] 平川 良信 [Date] Wed, 5 Jun 2002 09:55:49 +0900

小宮さん、ゲンゴロウさん

横浜の平川です。
早速のご回答有難うございました。
資料には、細かいことが一杯書いてあって驚きましたが、
整理してみると、小宮さんの要約通りでした。

日本では、供給ベーストップダウン法による推計値を燃料起源の総排出量とし、
消費ベーストップダウン法による各部門・各業種別の二酸化炭素排出量を併記して
提出しているそうですね。

供給ベーストップダウン法による総排出量の計算は、
わが国のエネルギーバランス表における一次エネルギー国内供給量の値を用いて、
わが国に供給された層炭素量を算出し、これに非燃料分控除などの補正を行う方法
と説明してあり、
私の推定は、割と合っていたかな・・・。

どうも有難うございました。


At 2002/06/02 19:30 yuichiro komiya <can32960@pop07.odn.ne.jp> wrote:
>Date: Sun, 2 Jun 2002 19:36:16 +0900
>From: "yuichiro komiya" <can32960@pop07.odn.ne.jp>
>Reply-To: bluesky@sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp
>To: <bluesky@sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
>Subject: [BlueSky: 4332] Re:4327 二酸化炭素排出量をどうやって測出したか?
>
>
>こんにちは、平川さん。兵庫県の小宮です。
>
>
>
>> 受講者から、
>> ・二酸化炭素排出量について、
>> 何年に、日本は何トン、米国は何トン、中国は何トンと
>> いう値が出ているが、これはどうやって測定したのか?
>> という質問が出ました。
>>
>> 私は、例えば、石油の中にどれだけの炭素が含まれているかがわかり、
>> どれだけの石油が燃やされたかがわかれば、そこから計算できるのではないか
>> と答えたのですが、
>> 「ではないか」ではなくて、確実なところを知りたいとのことで、
>> 持ち帰りました。
>
>環境省の資料に、排出量の算定方法に関するものがありました。
>http://www.env.go.jp/earth/ondanka/santeiho/01.pdf
>
>これによるとIPCCガイドラインの算定式は、
>
>(各温室効果ガス排出量)=Σ{(活動量)x(排出係数)}
>*活動の種類について和をとる。
>(温室効果ガス総排出量)=Σ{(各温室効果ガス排出量)x(地球温暖化係
数)}
>*温室効果ガスの種類について和をとる。
>
>だそうです。
>*活動量…各種燃料の使用量、自動車の走行距離など
>
>ただ、日本の場合は、CO2だけは、より精度が高く計算が簡単な
>エネルギー供給量から算定しているということです。
>
>


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