こんにちは、平川さん。兵庫県の小宮です。
> 受講者から、
> ・二酸化炭素排出量について、
> 何年に、日本は何トン、米国は何トン、中国は何トンと
> いう値が出ているが、これはどうやって測定したのか?
> という質問が出ました。
>
> 私は、例えば、石油の中にどれだけの炭素が含まれているかがわかり、
> どれだけの石油が燃やされたかがわかれば、そこから計算できるのではないか
> と答えたのですが、
> 「ではないか」ではなくて、確実なところを知りたいとのことで、
> 持ち帰りました。
環境省の資料に、排出量の算定方法に関するものがありました。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/santeiho/01.pdf
これによるとIPCCガイドラインの算定式は、
(各温室効果ガス排出量)=Σ{(活動量)x(排出係数)}
*活動の種類について和をとる。
(温室効果ガス総排出量)=Σ{(各温室効果ガス排出量)x(地球温暖化係数)}
*温室効果ガスの種類について和をとる。
だそうです。
*活動量…各種燃料の使用量、自動車の走行距離など
ただ、日本の場合は、CO2だけは、より精度が高く計算が簡単な
エネルギー供給量から算定しているということです。
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