[BlueSky: 4252] Re:4246 (ト)と科学


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Sun, 26 May 2002 09:33:46 +0900

こんにちは、葛貫です。

阿部さんwrote:
> >  大枚はたいて水質を悪化させる浄水器を購入するのは個人の自由
> > ですし、謳われている効能が無いと訴訟を起こして最終的にメーカ
> > ーを潰すのも個人の自由です。が、言論の場をそのための宣伝の場
> > にしてしまうのは、どうかな、と思います。

邑瀬さんwrote:
> その代わり「自由には必ず責任が伴う」のだということもつけ加えさせ
> てください。でなければ、例えば、環境によくない商品を買うのは消費
> 者の自由で、環境が悪くなったのはすべてメーカーの責任だということ
> になります。やはり消費者側にも責任がありますし、(メーカーは)売れ
> るからまた作るというという面もあります。ですので、どういうメーカ
> ーのどの商品を選べば良いのかという指針も必要だと思います。

「がん民間療法の効果を検証へ 厚労省研究班」
http://www.asahi.com/science/news/K2002041101373.html
という記事を見かけました。

後手に回ることが多いお役所が動き始めているということは、
「自由とそれに伴う責任」の認識があまりできていないので
しょうね。

*********
識さん
「漱石」でぱっと連想して、何となく投稿文に入れてしまった
「虞美人草」、読み直してみました(^^;。
本を探すのが大儀だったので青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/ 
で検索したら、http://www.aozora.gr.jp/cards/souseki/gubijinsou.html
にありました。
若く、覇気がある漱石に出会えたように思いました。
特に、18・19章は読み応えがありました。

「紫」という色に、紫式部は「紫の上」のような受け身の女性を
漱石は「藤尾」という我の強い女性を重ねている、面白いなと
思いました。
言葉や色が呼び起こすイメージは時代や人によって随分違うものだ
と、あらためて思いました。


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