ゲンゴロウです。
****************
捕鯨問題・・・それは、、よく知りませんが、
また、ちょっと。。。
−−−−−−
日本、日本と、水産庁は、日本として意見を主張して
いるようですが、私、クジラの食糧化に賛成した覚えは
ないです。と言うと、「代議士議会制民主主義の日本で
は、一庶民に捕鯨問題の賛否を問うことなどありません。」
と言われてしまいます。
が、、
クジラという生物を食べるということは、食糧の問題、
伝統の問題だけではないのではないでしょうか。。。
クジラやイルカの食糧化は、一部の人間の問題としてで
はなく、私たち「心的な生物」の問題として全ての国民
に問うべき問題かもしれません。
私は、「捕鯨問題」は、人間の尊厳にも関わっている
問題として、一部の人たちの判断に委ねてはいけないの
ではないかと思います。
もっと心的な存在である人間、人間自体の存在に関わる
問題なのではないのだろうか。。。
−−−
私の個人的な意見としてですが、クジラとかイルカの捕獲
には反対したいです。クジラやイルカは人間並の情、いや、
「情」だけを考えると、人間のそれ以上の「情」を持って
いる生き物であると聞いたこともあります。
クジラを捕る状況を考えると、あまりにも悲惨な光景が目
に浮かびます。家族や親子で泳ぐ鯨を捕鯨船が追いかけて、
夫の前で妻を、子の前で親に、モリを打ち込む。海は血に
染まり、その中を逃げることもなく他のクジラが泳ぐ。。
私たちが食糧にする牛や豚には、クジラほどの「情」はな
いように思えるのですが、その牛や豚にしても、仲間の前
や、子の前で、ヤリで突っついて息の根を止めるような行
為はしていないと思います。出来るだけ安楽死的な殺し方
をしているのではないでしょうか。。
その知能こそ人間ほどではないにしても、イワシやサバ
とクジラは異なる「心的な生物」なのではないでしょうか。
もしも、クジラが優れた心的な生物であるなら、その様
なクジラに、仲間を失った悲惨な感情を味あわせることに
なるし、お父さんやお母さんを失った記憶も子クジラには
残りそうです。
捕鯨では、その悲しみを利用しているようなことはないで
しょうか。。最初に子どもを生け捕りにして、親や仲間の
クジラを一網打尽にするような狩猟の方法はとっていない
のでしょうか。。親を失った子クジラは、生きて行けない
からと、捕獲し殺すしかないことを聞いたような気もしま
す。。。。
こんな状況を、悲惨と言わずして、なにが悲惨なのか？
ということにもなってしまう。。
海に血も広がるけど、子を守りながら、逃げまどうクジラ
を殺すとき、嘆きも広がるのではないでしょうか。。
私が、懸念することは、このことに加えて、その嘆きや悲
しみは、同じ心的な生物である人間にも影響を与えるとい
うことです。
心というものは、心ある人々にも広がるようで、なんか、
いやな予感がします。。。
また、心が不毛だった時代に戻りはしないだろうかと。。
−−−
クジラ肉は、戦後の日本の食糧を支えていたようで、私も
給食では、一番好きな献立でした。クジラ肉を、また食べ
たくて仕方がないのですが・・・・やはり、知った以上は、
我慢しないと、、と思っています。
クジラやイルカは、かなりの心的な生物だから、殺しては
ダメだ！と私は思います。
生き物を食べるのは、仕方がないけれども、せめて心的な
生物だけは食べないようにしたいと、私は考えます。。
イワシを食べているからと言って、生物を全て一括（くく）
りにして、クジラも同じ生物だからでは、人間も同じ生物
だから食べてもいいということになりはしないでしょうか。
−−−
力がある者は、何を考えてもいいけれど、力があるからと
いって、やってはいけないことはある。。。
子の前で親を、親の前で子を、愛する者の前で愛する者を
殺しては、、絶対にいけない。。
−−−
環境問題は総合科学として、その対象は主体（人間）に
あると考え、さらに、その人間の最大の要素が「心」で
あると考えるので、また心的な事柄を持ち出しました。。
ゲンゴロウ。。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ホームページ http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/
メールアドレス gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
人間物語・・・存在・時間・意識
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/book/ningen.htm
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。