[BlueSky: 4220] いつも仲良くしなくて、いいんだよ。。


[From] "gengorou" [Date] Wed, 22 May 2002 22:56:14 +0900


こんばんは、ゲンゴロウです。
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触発されて、つい考えてしまう私の頭には困ってしまう。。

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題:「いつも仲良くしなくて、いいんだよ。。」
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 もしもの話ですが、もしも人間という生き物が、「丸い物を追
いかけるのが大好き」という顕著な習性を持っていたなら。。。
たとえば、人が11人集まると、つい「丸い物」を追いかけたく
なってしまうのなら。。。あるいは、もしも10億人集まっても、
その10億人がボールを追いかけるなら、人類は、もっと優れた
生物によって、「やたらとボールを追いかける面白い動物(ペッ
ト)」として飼われていたかもしれません。

 もしも、鷲、狼、モグラ、イルカなどが、互いに通じる言語、
「多生物間共通言語」を持っていたなら、彼らはその多彩な能力
を互いに利用して、私たち「ボールを追いかけるだけの人間」を
飼育していたかもしれません。

 こう考えると、人類がここまでの文明を持てたのは、一人一人
の人間に、まるで異生物よろしく、様々な習性や考え方や能力が、
あったからなのかもしれない、、と思ってしまいます。

 人間が集団化したときに「意思統一せよ」とか、「仲良くしな
さい」とかを目指していたなら、異生物的な生態を持ったからこ
そ文明を持つことが出来た、今の人類生物は、この地球に登場し
なかったかもしれません。

 人間とは、同じ体つきはしているけれども、様々な能力、様々
な考え方、様々な好みを持つ異生物(人間)が集団を作り、共通
の言語をもって、ある時は協力しながら、ある時は争いながら、
生き延びてきた結果の生物集団(異生物的な集団生物)なのかも
しれません。

 異と同の間を揺れ動きながら、拡散と収束を繰り返しながら、、
分裂と合体を行いながら、崩壊と再生とを繰り返しながら、そし
て、争いと平和を味わいながら。。。

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題:「一致させなくても、いいんだよ。。」
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 ところで、これも、もしもの話なのですが、、
60億人が追いかけている60億個のボールを、もしも無理矢理
一つにしてしまおうとしたなら、どうなるでしょう。。
一つの「究極理論」「真理」「総括定理」「最終真理」などを信
じて、30億人が躍起に追い求め始めたなら、無駄な争いが起き
始めるのかもしれません。

だから、やはり、「みんな違っていていい。たくさんあっていい」
なのかもしれません。。


こんなことを考えましたということで、ゲンゴロウ。。。
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メールアドレス gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
   (本)人間物語・・・存在・時間・意識
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