[BlueSky: 4091] 惑星集合


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Mon, 29 Apr 2002 17:57:40 +0900

こんにちは、葛貫@神奈川です。

今日、こちらは快晴で、水、金、火、木、土星の5惑星が集まって
見られる「惑星集合」が観られそうです(^^)。

「来月中旬、5惑星「水金火木土」が集結」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020408-00000403-yom-soci


さすがに、今回はトンデモ系の騒ぎはないようですが、
「惑星直列について」
【2000年3月2日 国立天文台・ニュース(330)】
http://www.astroarts.co.jp/news/2000/03/02NAO330/index-j.shtml

「グランドクロスについて」
【1999年8月12日 国立天文台・天文ニュース(282)】
http://www.astroarts.co.jp/news/1999/08/990812NAO282/index-j.shtml
等を読むと、
「質量 m(kg)と mア(kg)の物体(正確には質点)が r(m)隔てて及ぼし合う
万有引力の大きさは,F=G・mm’/r^2で与えられる。これを
万有引力の法則といい,G=6.6720×10^−11N・m2・kg^−2は万有引力
定数と呼ばれる定数」と改めて言われ、惑星の重さ、惑星間の距離等、
具体的な数字を理科年表等で見せられると、視覚情報がもたらす浮き
足立った心持ちを落ち着かせる科学の力のようなものってあるんだな
と実感します。

「まぁ、そんなことは起こらないだろう」と、漠然と思っているのと、
「ほら、潮汐力などの合計が、地球に災厄を及ぼすレベルには遠く
達しないよ」と具体的に数字をあげて示せるのは、大違いですね。
そういう点で定量的にものごとを扱う素地を養うことは大切だと
思いました(自戒を込めて、です(^^; )。

文部科学省は、学習指導要領や教科書検定によりフランチャイズ・
チェーン店のような教育を展開しようとしているのかと思いきや、
「スーパーサイエンスハイスクール」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/04/020416a.htm
「学習指導要領によらない教育課程の編成実施等により、
高等学校及び中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いた
カリキュラムの開発」ということも、考えているんですね。
#これも一種の実験のようなものなのかな。

最低限のラインは押さえた幅広いカリキュラムが用意され、
子供たちが由縁のないコンプレックスを抱かず、自分に合ったもの
を選べるようになるといいですね。




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