葛貫さんこんにちは。
> 「ない袖は振れません」宣言のあと、アルゼンチンは随分、
> 荒れたようですが、昨年、出会われた方々は、ご健在ですか？
残念ながらチームの一人が騒ぎの中で全身火傷で入院していました。
幸い顔は免れましたが、顔と手足を覗く９０％の火傷で生きているのが
奇跡のようです。事件を伝えたメディアが臭いを伝えることが出来たら、
屹度茶の間は蛋白の焦げる臭いで満たされたでしょうね。おぞましい図
ですが、その方が、人は空虚な言葉ではなく事の真相を瞬間で知ること
ができたでしょうに。繰り返される過ちも減るかもしれない。
> 昨年、植えられた作物が収穫を迎える頃と思われますが、
> 無事に育っていましたか？
昨春（南半球での）の大雨で大量の農地が水没或いはぬかるみ状態に
なり使い物に成らなかったようです。この国でも農民は哀れです。
> 暴動を起こしたり、泥棒をすれば、人々は、飢えずに済む
> 状態ですか？
スリかっぱらいは普通。盗られる方が悪い。それでも町には乞食が
倍増しています。その分、何故か前回あんなにあった歩道の犬の糞
が全然ない。犬も居ない。不思議です。まさかと思いますが・・・
> 「科学」とは、そのような立場から事象を見るものなのだと
> 思います。
普遍化して大上段に言う積もりはありませんが、そう言う面もあり
ますね。少なくともそう言う眼を持った科学者を私は好む傾向が
有るようです。自分がそうなっているかどうかは解りませんが。
> そういう科学者の目を通しての取り組みと、笑い声、泣き顔を
> 知っている人達との人としてのかかわりを思うとせつないです。
これも私の好みの問題ですが、その場に立って臭いを嗅ぐ中でしか
真の姿は見えないと考えています。切ないことも当然ありますが、
世界はハリウッド映画のようには出来ていないことを自覚するため
には一度は避けて通れないと考えています。
> 自殺者の数が交通事故死者の数を遥かに凌いでしまった日本とは
> 全く質の違う問題を抱えている国でのご健闘、お祈りしています。
> 頑張れ、和尚の肝臓君(^0^)/~~。
拙僧の肝臓にまでエールを送っていただき恐縮です。(^-^)。
現場に出ると何時も「豊かさの意味」、「人の業」などのついて
考えてしまいます。未熟な心の揺れが過激な文章として現れたと
したら、前文に関して反省しなければ行けない点も多々あるようです。
まだまだ修行が足りませんね。
では
横山 和尚／ＤＧＣ総研
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。