中澤です。ご無沙汰しています。
この４月から山口県立大学看護学部に異動しまして（単身赴任です），
書類作成やら荷解きやらに追われる日々です。
# 青空ＭＬは東京大学の人類生態学教室のサーバで
# 当面そのまま運営していてよいことになりました。
本題とは違うところへのコメントですが。
Y.Kuzunuki さんは書きました:
>調理の仕方によって、同じ素材でも味が違っちゃうんですね。
その辺りを研究するのが調理学という学問分野になっています。
かつてweb上に書きましたが，
（http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/~minato/myfavor/20001108.html）
βアミラーゼ活性の至適温度がなるべく長く保たれる方が
サツマイモは甘くできるそうです。
ソロモン諸島やパプアニューギニアでサツマイモを主食としている
人たちはムームーという調理法が普通ですが，これも石を焼いておいて
その上にイモやキノコなどを載せ，上からバナナの葉を何重にも被せて
蒸し焼きにします。たぶん，熱の伝わり方は石焼き芋と同じだろうと
思います。イモ自体もスジが全然なくておいしいのですが，この
調理法だとケーキみたいに甘くなって格別です。
さすがに，長い間それを食べてきた人たちは，おいしい調理法を
経験的に見つけているのだなあ，と感心した覚えがあります。
先日，単身赴任の簡単クッキングと言われる，サツマイモと水で濡らした
ティッシュをラップでくるんで電子レンジ３分とかいうのをやって
食べてみたのですが，パサパサとしておいしくありませんでした。
ソーラークッキングは放っておいても良さそうだし，単身赴任者には
向いているかもしれませんね。
面白い情報をありがとうございました。＞巖さん
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Minato Nakazawa <minato@kan1.yamaguchi-pu.ac.jp>
山口県立大学看護学部 公衆衛生学・看護健康情報学
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