[BlueSky: 3917] Re:3915 行政


[From] "suka" [Date] Thu, 31 Jan 2002 17:54:19 +0900

葛貫さん みなさん

   須賀です。

葛貫さん:
> 「看板」じゃなくって、実際にものごとを動かしている行政機関の
> 担当者の方に、もっと焦点を当てた報道がなされた方がいいのでは

行政機関の仕事のしくみについても、もっとひろく知られる
ようになったほうがのがいいかもしれませんね。

国では外務省・財務省・農水省・環境省・国土交通省・・・
というように、それぞれの省で公務員を採用しています。
長野県ではそういうふうにはっきりわかれていません。
その結果、たとえば環境省なら環境行政について
ひろくふかく精通した行政担当者がたくさんいると
思います。一方、長野県にはそういう環境行政の
専門家という集団がいません。そのかわり幅広く
いろんな仕事をしてきたひとたちが環境のことを
やっています。

どちらがいいかは一概にいえないと思います。
でも長野県の場合なら、もうちょっと専門性を
もった環境行政の担当者をそだてるしくみが
あってもいいのではないかと思うことがあります。
そういう専門性をもった担当者もまじっている
ほうが、住民などとの連携をうまくやれる場合
があるのではないでしょうか。

行政担当者のなかにジェネラリストとスペシャリスト
の双方がいて、住民やNGO・地元企業などとの
連携をチームプレーでおこなう、というようなやりかた
は考えられないものでしょうか。

県だけでなく、もちろん市町村レベルでもそういう
やりかたがうまくいく場面があるのではないかと
いう気がします。

でも現状ではそうなっていない。そのことが、たとえば
地方自治体の国に対する依存につながったり、金太郎
飴的な地方行政のありかたにつながったりしている面が
あるのではないでしょうか。

逆に考えると、住民・NGOなどの参加が、それだけ
大きな意味をもっているということなのかもしれません。

みなさんはどう思われますか?

   須賀 丈(Suka Takeshi)













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