こんにちは、葛貫です。
今日(1月23日)の朝日新聞の朝刊に、
『おいしさの「基準」に異変』という記事がありました。
東京農大栄養科学科の山口静子教授が、ソーセージの試食評価を
学生にさせた話で、学生と専門家による格付けの間にはズレがあり、
学生達は、肉質の違いは分からないか、問題にしておらず、やわら
かさや甘さを好む傾向がみられたそうです。
****以下引用****
ほかの食品でも「やわらかい」「あまい」「本来の香り、風味がない」
食品が好まれる傾向があるという。これらは子どもの好みの特徴だ。
山口さんは、「食品の奥深い味わいがわかるには経験がいるが、
いまは食べる行為が軽視され、簡便性や低価格品ばかりが追求されて、
味覚が育たない。大多数に受け入れられやすい味ばかりが量産され、
それに慣らされる。消費者はもっと疑問を持ってほしい」と分析して
いる。
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時間や、時間を費やして得た給料を何に使うかは、各々の自由なのだ
と思います。
それにしても、「本来の香り、風味がないものを好む」は意外でした。
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