殿界 様
邑瀬と申します。
実は以前、阪大在籍中にお世話になりました。(地下水中の細菌の件)
> しかし,このような高速ろ過,高効率の接触時間でマンガンが何故,
> 処理できるのか,あらためて検討を加える必要性も出てきました。Mn
> の生物接触酸化のメカニズムについて記述した文献・論文などが,どこ
> にあるのか,研究者が少なく,現場サイドだけでは解決できていません。
すでにご存じかもしれませんが、以下のサイトでよく検索します。
PubMed (Medline)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/PubMed/
Elsevier Science社出版雑誌の論文検索
http://www.elsevier.com/inca/search/?mode=estoc
その文献が日本のどこにあるのかは以下をご覧ください。
総合目録データベースWWW検索サービス
http://webcat.nii.ac.jp/
私見ですが、急速に処理できるということは、生物以外すなわち化学的な反応
も考えられますね。
> 鉄・Mnバクテリア法浄水処理について,私も執筆者の一人ですが,
> 月刊「環境技術」12月号(環境技術研究協会発行)が詳しい特集を組
> んでいます。また,読売新聞(2001年12月27日付け)の「e−
> ライフ」欄で大きく紹介されました。
新聞記事は興味深く拝読しました。すでに切り抜いてあります。(笑)
> 青空メーリングリストの さまざまな関係者の方の,「ろ過の前処理
> としての鉄・Mnバクテリア法浄水処理システム」への注目と,活用す
> るなかで,処理システムの技術的な成長・開発に力を副えて頂けること
> を期待しています。
科学をやりながら、実用への還元の難しさを常々痛感しています。科学的知識
の積み重ねだけで一から構築するのは事実上不可能です。しかし、当処理法は
開発途上とは言え、ある程度確立したもののようですので、それを「改善する」
という目的では、科学的見知は十分有用ではないかと思います。何かお役に立
てれば幸いです。
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