こんにちは、小宮です。
後藤さん:
> 最後に、小宮さんの言うワークシェアリングですが、ぼくは基本的に
> 賛成です。ただ、この導入云々をお話する前に、日本人があまりに
> ワークシェエアリングに馴染みがありません。もう少し、ワークシェ
> アリングの利点や、たぶん根底にあるだろう哲学について、テレビ
> とかマンガを通じてでもいいから、予習してからでないと、「サマー
> タイム」と同じ顛末になるかもしれません。たぶんワークシェアリン
> グは、日本人本来の国民性から、そう遠くない仕組みだと思います。
>
> 「ぼくはある程度はたらいたからあとはきみはたらけよ」
ぼくも最初聞いたときは、勤勉を美徳と考える日本人にはなじまない
かもしれないと思いました。なにか働く時間を減らして、遊ぶ時間を
増やして人生楽に生きようよ、みたいな。
でも、後で思ったのですが、お金を得るための労働のための
時間は削って、その他自分が本当に有意義に思えることに
もっとうちこめるような社会というのは今よりも素敵な社会
ではないかなと。別にワークシェアリングで週休三日になった
からといって毎日ごろごろ寝ているのではなく、ボランティアに
打ち込むとか、スポーツに打ち込むとか、もちろん子育てとか
もですが、自分の決めたライフワークに打ち込めるというのは
いい生活ではないかと。ワークシェアリングで収入が減っても、
サラリーマンをやりながらオリンピック選手になったり、芸術
活動に打ち込んだりすることがもっと簡単にできるように
なる、個人の個性を活かせるような社会というのは素敵だなあ
と思います。
まあ、これはほとんど個人的な希望のようなもんですが(苦笑)。
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