後藤@環境NPO研究会です。名前が見えたので。
一ノ瀬さん:
> 1.「産業競争力の確保は、常に念頭に置かなければならない」
> 2.「炭素税を追加するだけでなく、既存の税や公共料金も見直そう」
> 3.「他国のモノマネでない、日本式の炭素税を考えよう」
上記について大きな異論はありません。
3807の経団連批判は経団連批判で、上記の特に2.と3.は大変重要な
ご提案だと思いました。あえて順序を変えさせてもらうと、
1.「炭素税を追加するだけでなく、既存の税や公共料金も見直そう」
2.「他国のモノマネでない、日本式の炭素税を考えよう」
3.「産業競争力の確保も、念頭に置かなければならない」
くらいにぼくは考えてます。また、文末の
> 残念なことに、これまでは炭素税というと、欧州のやり方を手本にして、その
> まま日本に持ち込む内容が主流であったように感じています。そのようなあり方
> を見直し、背景にある日本の経済社会差異を良く見据えて、日本にあったやり方
> を模索すれば、競争力低下を極小に押さえつつ、排出削減の実をあげる方策が、
> まだまだ見つけられるかもしれないと考えています..
というくだりも、おっしゃる通りだと思います。
最後に、小宮さんの言うワークシェアリングですが、ぼくは基本的に
賛成です。ただ、この導入云々をお話する前に、日本人があまりに
ワークシェエアリングに馴染みがありません。もう少し、ワークシェ
アリングの利点や、たぶん根底にあるだろう哲学について、テレビ
とかマンガを通じてでもいいから、予習してからでないと、「サマー
タイム」と同じ顛末になるかもしれません。たぶんワークシェアリン
グは、日本人本来の国民性から、そう遠くない仕組みだと思います。
ではでは。
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後 藤 隆 [ Takashi Goto ]
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