[BlueSky: 3871] Re:3868 昭和30年代の自然と暮らし


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Tue, 15 Jan 2002 10:21:00 +0900

こんにちは、葛貫です。

> 飲むかい? とためしに差し出してみた。
> すると彼女ときたら、髪の毛の先まで笑顔になって、
> それからむしゃぶりつくようにしてそのコーラを飲んだ。
> こんなに美味しそうにコーラを飲む人間を僕は今まで
> に見たことがなかった。彼女は空を仰ぎながら最後の
> 一滴まで飲み干そうとしていた。

これ↑と全く対照的な糸井重里さんの「吐く」というコラム
http://1101.com/darling_column/3_0716.html
を思い出しました。

偶々、ついているテレビに「大食」を競う番組が写っていると、
それを見ている子供達の様子の方を見てしまいます。
始めはわらっているけれど、途中から、見ている方がゲッソリ
してチャンネルを変えたり、消してしまう。
爛熟を過ぎ腐敗を感じさせるような番組って、どのような
コンセプトでつくられているのだろうと思います。

「髪の毛の先までの笑顔」にお目に掛かれることは少ないかも
しれないけれど、「嘲う」や「嗤う」ではなく、その人の内側に
ある灯が、ふわっと明るさを増し、外にあふれてくる、そんな
「笑み」の瞬間に立ち会えたら、自分もその幸せを分けてもらえ
るのだろうな思いました。

小宮さんがワークシェアリングについて書いていらっしゃいまし
たが、ワークシェアリングにより生じた余暇を生かすことにより、
そんな機会が増やせるのでは、と思いました。
給料等、数値で自分を評価してもらいたい欲求というものは、
誰にでもあるように思われます。地域通貨等を上手に活用すること
により、生活の場の心地好さを増す方向へ持って行けないかな、
とも思うのですが、どうでしょう。


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