[BlueSky: 3823] Re:3821 獅子座流星群


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Wed, 21 Nov 2001 12:47:39 +0900

こんにちは、葛貫です。

野池さん、お久しぶりです。
時々、コペルニクスのサイト、拝見しています。
http://homepage2.nifty.com/copernicus/index.htm

> 歳の数を見るのに2分もかからなかったと思います。
・・・中略失礼・・・
> 次は双子座流星群。
> 数は期待できませんが、
> 澄み切った星空を眺めているのは、それで十分でもあります。

実は、夜でも明るい空を眺めながら、「コペルニクス的エコ宣言」
(川辺書林)に野池さんが書いていらした「夜間照明による光害」
(p.72‐73)を思い出していました。 コペルニクスのサイトの
http://homepage2.nifty.com/copernicus/rennsai2.htm
にもアップされていましたね。

「戦争と環境破壊」
http://homepage2.nifty.com/copernicus/rennsai60.htm
も拝読しました。
今回の紛争をどのようにかたちで終わりに向かわせることができ
るのか、外部からかたちを整えたとしても、内部の人の気持ちが
落ち着く迄には、長い時間が必要だろうなと思われます。

前国連難民高等弁務官・緒方貞子さんの
「世界が見殺しにした国、周辺国も含め安定策を」という記事が、
http://www2.asahi.com/national/ny/news/011006ogata.html
にアップされているのですが、最後に書かれていた、
「いちばんの問題は中東だと思いますね。テロとも関係している。
大きな不公正とか、大きな暴力があるところは、なかなかテロは
抑えられません。軍事力と同時に政治解決も必要でしょう。
それと安全と安定。このままいけば明日は今日より少しよくなる
のでは、という感情を、たくさんの人が持つことが平和には必要
でしょう」
という一節が心に残りました。

地味で、現地で試行錯誤しつつで、成果が上がるまでには長い時間
がかかるかもしれないけれど、その地域に自律・自立をもたらすよ
うな技術協力をする方向に日本の「支援」が向かうようにしなければ、
と思います。

*********
以下、最近、気になった記事です。

☆ 狂牛病が個人消費に与える影響
http://www.sric.co.jp/publication/report/2001/0164.html
三和総研より。

狂牛病が今後の食肉消費に与える影響が、以下の3つの場合に分けて、
推計されていました。
1)消費者の不安が徐々に解消する場合、
2)消費者の狂牛病に対する不安が続き牛から豚や鶏への需要シフト
  が、起ったままの場合、
3)消費者の狂牛病に対する不安は続くが、牛肉の価格低下がある
  程度の需要を喚起する場合

最大の狂牛病発生国イギリスでは、現在でも牛肉の消費は問題発生
前の75%程度にしか回復していないそうです。

日本の畜産・酪農家も「農水省や農協は利用するもの」位に思って、
今後どうして行くか、自分達で考える時期がきているのかもしれま
せんね。

☆ 朝日新聞に「水 世界で」という連載記事が掲載されています。

11月14日朝刊によると、中国の雲南省の富栄養化が進んだある
湖では「ミクロシスチン」という毒素をつくる藍藻が発生し、
飲用に使用できない状態になってしまっており、復元は難しい
そうです。

11月19日の朝刊によると、カナダ人企業家が、米国・アラスカ
州のシトカ市の湖から、1年間に173億リットル(東京ドーム14
杯分)を30年にわたって取水する権利と輸出許可を州政府から得て、
中国に輸出する計画を進めているそうです。ノルウェーでは昨年、
アメリカの企業がフィヨルド地帯の地下水の99年先までの権利を
取得したそうです。

「気候変動による水の偏在や、水源の汚染で、質の良い淡水の商品
価値が高まっている。今や「ブルーゴールド」とさえ呼ばれる水に、
各国の企業がひきつけられている。」と、書かれていました。

生きてゆくために必要不可欠な水。
先見の明があるというか、えげつないというか、こういう方向で
進んでしまっていいのかな、と思います。



▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。