[BlueSky: 3801] Re:3782 技術と科学のありかた


[From] Sawaguchi Yuji [Date] Tue, 13 Nov 2001 04:10:00 +0900

澤口@一升金です。

Y.Kuzunukiさんの<003e01c168f6$21544960$1a01a8c0@demeter>から
>人が知っていても、いなくても、必然的に、そうある/そうなる
>事実を解明する段階と、解明された事実を利用して、今迄、放って
>おいた状態にちょっかいを出す段階の間に、現時点で予測できる
>範囲の知見だけででもリスクとベネフィットを評価し、「どうする?」
>と個々人が考えるステップあってもいいのではと思いました。
個人レベルでのリスクやベネフィットは科学からは演繹できませ
ん。
例えば、目の前で川におぼれている幼児がいたとする。
助けに飛び込むと、自分も死んでしまうかも知れない。最悪では
幼児も自分も助からない。
社会的損失を考えたら、見殺しにするのが最も科学的態度である
ということになりはしませんか。
まぁ、見えている範囲についてはなるべく誠実に応対することと
視野を広げる努力は怠らないようにしましょう、ということくら
いしか思い浮かばないですが。


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