[BlueSky: 3789] FW: 気候ネットワーク【プレスリリース】マラケシュより緊急アピール


[From] "Takashi Goto" [Date] Sat, 10 Nov 2001 01:50:24 +0900

後藤@環境NPO研究会→クロスポストです。
気候ネットより「今」到着の緊急アピールです。

-----Original Message-----

皆様:お世話になっております。
マラケシュ(モロッコ)で開催されているCOP7会議参加メンバー
から届いた緊急アピールをお送りします。

                            気候ネットワーク
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             2001年11月9日午後3時 マラケシュ

緊急アピール
 
        日本政府はボン合意の再交渉をするな!

気候ネットワーク
世界自然保護基金ジャパン
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)
地球の友ジャパン


 COP 7 も残すところ数時間となった。ここにきてもまだ、日本政府
がボン合意の再 交渉をしようとして、合意をかたくなに阻んでいる
ため、合意そのものが成立しない可能性すら高まっている。
 伝えられるところによると、日本政府は京都メカニズムへの参加条
件について、遵守制度についての合意を受け入れることを条件とす
ることに反対しているとのことである。
 しかし、これはボンで川口大臣自らが合意した内容であり、日本
政府がこれを弱めたりすることや、ましてや削除を求めることは明ら
かにボン合意に反する、論外の主張である。大多数の締約国は理
解し難い日本の主張とそこへの強いこだわりに困惑している。
 川口環境大臣は、11月7日閣僚級会合の全体会合で、「今回の
交渉において、わが国は、ボン合意に忠実に従います。我々は、
すべての国がボン合意をリオープン(再交渉)しないよう呼びかけ
ます」とのスピーチを行ったが、現在日本政府が行っていることは、
明らかにこのスピーチに反している。
 日本政府は、ボン合意の再交渉を止め、今すぐ合意に向けた柔
軟な姿勢を示すべきである。このまま合意を拒みつづければ、日
本自らが京都議定書をつぶすことになる。
 残された時間はもうない。川口環境大臣に、ボン合意の再交渉
をすることなく、決定文書の合意に向けた建設的交渉をするよう
強く要求する。
                                   以上
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特定非営利活動法人 気候ネットワーク
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