葛貫です。
今日から霜月、今年も、あと2か月ですね。
外出した時、ハナミズキの葉の紅、カリンの実の黄色が鮮やかに
感じられました。
和尚さん:
> ものの本によると、ヨーロッパの食料庫として一時期世界有数の富裕国を謳歌したアル
> ゼンチンの今の状態に日本の未来を見る思いです。変化することを怠った報いとも見え
> ますが、一方で適度な貧しさの中の気楽さとも見えます。なんたってどうなったって食
> 料に困ることが無いのですからこの国は・・・
長期的に見た場合、変化により得られる短期的な利益を諦めたり、
変化させないために投資したりする方が、いいこともあるのかも
しれませんね。
須賀さん:
> そうすると、確かにマスコミの報道のしかたも正確な事実を
> 知ることも大事だけど(そしてそのことを否定するつもりは
> 全然ありませんけれど)それだけでは片付かないことがある
> ようにも思います。個人の選択のレベルではほんとにささい
> な、ほんのちょっとしたことが、経済とか社会のシステム全体
> として集積したときには大きな結果になりうる、ということです。
そうですね。
上手に表現できないのですが、個人の選択のレベルのほんの些細な
ことが、経済・社会のシステムとして集積し、大きな結果を生み出
す時というのは、過飽和溶液が、微かな刺激により溶けきれなく
なっていた分の物質をワッと析出させて濁ってしまうように、そう
なる状況が既に準備され、きっかけを待っていたかのように感じら
れます。ワッと析出する前に、もう少し何とかできないのかなと
思うのですが。
#それができれば、今、世界を巻き込もうとしている紛争を未然に
#防ぐことができたかもしれませんね。
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