[BlueSky: 3731] 「種の垣根」超える証拠


[From] "Shintaro Tanabe" [Date] Thu, 1 Nov 2001 11:06:46 +0900

田邊です。
みなさん、こんにちは。

01.11.05号のAERA(朝日新聞社)に
”「種の垣根」超える証拠”という記事が
掲載されていましたので要旨ご紹介します。

狂牛病が人間にうつることやその理由などが
書かれています。
特筆すべきは、BSEの牛の脳をエサにした
場合と乳剤にして接種した場合の発症までの
期間です。以下に表を転載します。

BSEの発症する動物 国際獣疫事務局(OIE)調べ
動物  経口   接種
 牛  2〜8年 18ヶ月
 羊  18ヶ月 14ヶ月
ヤギ  31ヶ月 17ヶ月
 豚  −−   16ヶ月
マウス 15ヶ月 9.7ヶ月
ミンク 15ヶ月 12ヶ月

”豚は、接種では発症するが、経口では発症しない”
がOIE報告です。発症率が扱われていないので、
報告としては不十分ですが、豚にも移る可能性を
十分に示唆していると思います。ある研究者の見解として
「牛と豚の垣根は、少なくとも人間より低いだろう」
とも書かれていました。

鶏については、ダチョウの脳に空胞がみつかっている
ようです。ただし、エサに肉骨粉が使われていたとの
ことです。
なお、豚や鶏については、11月以降、肉骨粉の使用が
解禁されるようです。

と、みなさんを脅してしまっているようですが、私は
焼き肉を食べに行ってます。しかも、前より高い頻度で。
行列がないし、騒がしくないし、サービスも良く快適です。
これまで食べてきたので、いまさら止めても仕方がない
ですよね。




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