葛貫です。
松尾さんwrote:
> 自治体の検査体制もばらつきがあるようですけど、やはり国が責任もって
> すべての検査をしたほうが、良いような気がします。
先週、検査方法の講習会を開いていたみたいですね。
現場の方は、一生懸命なのだと思います。
情報を流す事務職(?)が、どういう優先順位を持って対応
しているのかが、現われてくるのでしょうね。
しばらくの間、大混乱ですね。
> 異常プリオンを不活化するためには、かなり環境を汚染しそうですが・・
そうですね。
どちらのリスクを重く見るかという問題になるのだと思います。
異常プリオンの不活化では、133℃以上で、3気圧20分間、加熱
加圧処理というのが薬品を加えないで済む方法で、他には水酸化
ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウムを加えて加熱加圧処理する方
法等があるようです。
感染個体を解体時してしまった時に、肉や器具に付着した
危険部位の砕片を洗い流すなんてことがされていなければ、
排水処理まで考える必要はないのかもしれません。
肉骨粉の使用を全面禁止することにより代替品をみつけない
限り、今までのような価格・効率で牛肉や牛乳を生産できなく
なってしまいそうですね。
事態が落ち着いてきたら、規定通りの処理をしたと確認した
肉骨粉ならば家畜・養魚用の飼料や肥料として使用すること
を認めるか、お金をかけて産業廃棄物として処理し続けるか、
等々という選択を社会としてするようになるのでしょうか。
(まだ先の話ですね。)
消費者が「牛」関連の物に、どれだけ執着をもっているか、
どれだけ投資する気があるか、という問題になるのかな。
今後の「食」の方向を決める分岐点になるような気がします。
> 今までのことがあるので、個人的には日本の情報公開自体が信用できません。
> とりあえず、少なくとも数ヶ月ぐらいは様子を見ようと思ってます。
そうですね。
各分野の科学的なデータをリンクさせ全体像を把握するのも
難しいのに、その上に様々な社会的な都合が絡んできて公開
された情報となると、何と言ったらいいのやら・・・・。
農林水産省が、メールマガジンを発行するんですね。
http://www.maff.go.jp/mail/
いろいろな行政機関が発行するようになって読み比べができ
ると、それぞれが何を守ろうとしているのか、浮かび上がっ
てきて面白いだろうなと思います。
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