田邊です.
葛貫さん,ありがとうございます.
> プリオン病が種間でどの程度の伝染力を持つのかについては、
> 比較的少しのことしか解っていない。
>
おそらく,この病気(といっていいでしょうか)が,どうも現実味が
ないのは,怖いから牛肉は食べないで終わってしまっている
ところではないでしょうか?きっと,豚にだって,鶏にだって
ありえることなのでしょう.そこがきちんと報道されていないような...
ただ,家畜の場合は飼料にもよりますので,一概には言えませんね.
はやく種間の伝染力や異種間の伝染性などが解明されると
よいと思います.
また,たとえば,”鶏→豚,豚→牛,牛→鶏,逆に伝染しない”のような
感染に方向があるとやっかいですね.
> 様々な要因が絡み合い、様々な経路をとり得る自然界での異常
> プリオン分子の拡散をシミュレートすることは難しいでしょうね。
該当地域の生態系にもよるでしょうから,一意の結果は得られないでしょうね.
> #自然状態で異常プリオンは、どの程度分解されるのかな?
恐れ入りますが,他のかたにフォローをお願いします.
私の考えているようなことは,きっと誰が考えていることなので,
どこかに成果があると思いますので,気を配って見てみます.
10/09/2001 田邊
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。