佐藤＠ミシガンです。
イギリスのDepartment of Health (健康局？)の月刊ＣＪＤレポート
（http://tap.ccta.gov.uk/doh/intpress.nsf/page/2001-0456?OpenDocument）が出
ていました。
それによると、vCJDと確認されたケースは８５年から現在までの間に１００例/７年
間、おそらくvCJDであろうというケースは７例（内６人は現在も生存中）だそうで
す。初めて知ったのですが、古くからの型であるCJDの散発例(vCJDとは別)は年間約
３０ぐらいで、医源性と考えられる例が４３例もあるんですね。日本のマスコミは狂
牛病の恐ろしさを煽るばかりの報道ではなく、このような基本的統計を国民に知らし
めているのでしょうか。
医療の現場を知っている方はご存じだと思いますが、現在でも何が死因か本当にはよ
く解っていない例が沢山あります。これからも、新しい伝染病がいろいろ発見される
んじゃないでしょうか（ま、HIVやvCJDのような衝撃的なのは１０年、２０年に１度
ですが・・・）。
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