こんにちは、葛貫です。
小宮さんwrote:
> でも、確かに日本のマスコミも少し騒ぎすぎかもしれないですね。
> 連日の報道のせいか、日本では学校給食から牛肉を外すところも
> 多くなってきているようですし、日本人の牛肉離れが進んでいる
> ようです。本当は感染する確率はほとんどないのでしょうけど。
> ただ、はっきりと原因がわからない病気なので、やっぱり不安
> なのでしょうが。
ここ数日、食品小売り業に携わっている夫が「はい、おみやげ。」
と言って、ヨーグルトやプリン等々を買ってきてくれていました。
「まぁ、めずらしい。どうしたんだろう？」と思いながら食べて
いたのですが、通常より売れなくなってしまって、値引きされた
ものを買ってきてくれていたようです。
乳製品にまで、風評被害がではじめているんですね。
その後の混乱や、風評被害を避けたくて、情報を流さなかったのに、
バレちゃうと逆効果になってしまうんですね。
「狂牛病報道でテレビ局に自粛要請へ＝自民党」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011004-00000956-jij-pol
というような記事を読むと、行政とマスコミの関係について、
いろいろ考えてしまいます。
難分解性化学物質や放射性物質の拡散も怖いですが、当初、
放出された量より、生物に取り込まれることにより絶対量が増え、
広い地域に拡散して行く可能性を持っている異常プリオンについ
ては、慎重に対処してほしいと願います。
いのちやそれが創り出す世界の基盤となる「物質」への対応、
おろそかにしてはいけないな、と思います。
厚生労働省のサイトに、
「特定危険部位を含むおそれのある牛由来原材料を使用して
製造又は加工された食品の安全性確保について」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1005-2.html
という報道発表資料がアップされていました。
異常プリオンがもたらすかもしれない事態に怯え、騒ぐこと
ではなく、今わかっている対処法を確実に実行させる方へ
関心やエネルギーを向けてほしいな、と思います。
大量処理となると設備を整える必要があるけれど、処理する
ために、大した技術がいるわけじゃない。誠実に一つ一つの
段階をこなせばいいだけのような気がするのですが。
＃それが一番難しかったりして（笑えないですよね）。
ただただ狼狽えるのではなく、次にとり得る選択肢を考え
ている人もいるんですね。
肉骨粉のセメント化容認 環境省、焼却困難な場
http://www.asahi.com/national/update/1006/001.html
では。
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