こんにちは、葛貫です。
小宮さんwrote:
> やっぱり10年前の湾岸戦争の時に、資金援助だけで人を
> 出さなかったということで、さんざん周りから非難を浴びた
> のを気にしているんでしょうか?
朝日新聞のサイトにあった
「防衛庁から聞こえる不満 《同時テロ 危機と日本》」
http://miiref00.asahi.com/national/ny/sp/K2001092800552.html
という記事を読むと、防衛庁の正義と外務省の正義は違うし、
現地に赴かない者と、自分の命令で現地に部下を派遣する者、
派遣させられる者の感覚は全く違うんだな、と思います。
#薬害エイズ裁判では、官僚の不作為に有罪の判決が出
#ましたね。行政が変わる契機になるでしょうか。
個人的には、正義ごっこに荷担することや、解決の糸口に
なりそうもない武力報復のために助力するのは、嫌だなと
思います。
でも、サリン事件とかテロは現に日本でも起きたし、
これから起こる可能性もあるのだから、生き残るために、
防除・対処する準備はしておかなければならないんで
しょうね。
本当は、このような対症療法ではなく、テロリストを生み
出さないために、言葉で遣り取りして解決を図るための
公開された場を設けること、対話により解決を図る訓練をし、
そのような解決の習慣をつけるのが一番なのでしょうね。
危機を回避するには、派手に自己主張する人材ばかりでなく、
negotiateできる人材を育成し、そのような機関(国連って
そのためのものですよね)充実させる必要があるのでしょうね。
どれだけの冷静さ、客観性、柔軟性、許容量を持っていれば
negotiatorとしての役割を果たせるのかと思うと、気が遠く
なりますね。
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