[BlueSky: 3659] Re:3657 アメリカ同時


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Fri, 21 Sep 2001 17:59:36 +0900

和尚様、こんにちは、葛貫です。

> 天界にあって人を救おうする如来よりも、人間界で苦しみを分かち合う菩薩に共鳴しま
> すね。
> さしずめ葛貫さんは観世音菩薩のご心境でしょうか。かなり前に申し述べましたが、人
> は何時の世も愚かなものです。観音さまとしてはだから愛おしいのでしょうか。

このようなお言葉、赤面してしまいます。
菩薩などとんでもない話で、心に住んでいるのは、「救い
など望んではいない。誰が信じるものか。」という阿修羅
かも。吐き出した言葉の矢が、思わぬ人の心にあたり予期
せぬ血を流させてしまうことに怯えるいささか軟弱者では
ありますが (^^;;。

> 一連のB氏とその周辺の声明を聴くに、この国は反省という言葉を知らないのだろうか
> と悲しくなります。

いずれ、そんな大人げないことは、というフィードバックが
かかることを見越して、荒れ狂う怒りや悲しみを一時的に
凌ぐための方便としての声名というものではないようですね。

B氏やP氏は、10年前の一件もあり、政治家生命がかかって
いるというか、自身のアイデンティティ、整合性を保つため
に、このような道を直走ることしかないのかもしれません。
ここで、過去の延長ではなく、過去の否定をも受入れ、修正
する方向へ動けるとしたら、たいした人物ということになる
のに・・・・。

「純粋な悲しみならば、人間は時間がかかっても越えていけ
るようにできている。でも、純粋な悲しみに何か−後悔・嫉
妬・自責・不信−が混ざったとき、それは、苦しみにかわる。
悲しみな人間を優しくするが、苦しみは人間を蝕んでいく。」
という言葉を思い出しました。

> 「全一なる神」なんて居やしないんだと言うことから始めるしかないんじゃないかな。
> 自分たちが地球という大きな入れ物の中の多くの仲間のお陰で生かされていることを悟
> るべきだ。

混沌と向かい合い、因果を見定め、武力を用いずに全世界を
平定できる転輪王のような指導者というのは望むのは難しい
のでしょうね。「慈悲」は無理でも、リスク回避のため、
情けは人のためならず、を心がけられるようになりたいです。

> 最後に考えたくないけど、不吉な予言を一言、私が相手ならもう空なんか見ませんね。

低空飛行をしている飛行機が、吐き出している黒煙がいつも
より多いように見えてしまいました。
砂漠じゃ、枯れ葉剤を撒くなんてことしないでしょうけれど。
取り返しがつかない物騒なもの撒かないでね、と思います。

> 本当の危機は足下。水ですね。比較的手薄で、大人口を抱える水源にPuとか入れられ
> たら恐ろしいことになりませんか?

そう言えば、今週のNatureに、「陸生クジラ類の骨格および
クジラ類と偶蹄類の類縁関係」というのが載っていました。
制御不能のように陸に向かい死んでしまった鯨類は、ちゃん
と調べられているのかな。水圏の汚染、怖いですね。

> そんな人を追いつめちゃいけないと思うな。犯罪は断固裁かれるべ
> きでしょうが、正義を標榜している側も「悔い改める」と言う言葉を思い出して欲しい
> な。

はい。
自戒をこめて、そう思います。

今朝のニュースで、北海道には、じきに雪が降るだろう、
と放送されていました。こちらは、まだ半袖です。
元気でいらして下さい。

では。



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