[BlueSky: 3640] Re:3631 千葉で狂牛病の牛


[From] "Hisao Fujii(藤井 久雄)" [Date] Wed, 12 Sep 2001 05:11:30 +0900

皆様、小宮様、葛貫様
森林NGO緑友会 事務局 藤井久雄

 狂牛病につきましても十分な警戒が必要だと思いますが、その他にも、最近増
えている重金属汚染や埋設農薬等の汚染にも注意を払う必要が有ると思います
(今回問題の地域も近くに発生源が認められます)。例えば水銀汚染は、水俣病
のように脳神経系の異常を引き起こしますし、BHC等も神経症状を引き起こし
ます。

 従いまして、狂牛病だけでなく、餌や飲み水その他への重金属汚染や埋設農薬
汚染の混入にも農畜産農家は十分注意を払う必要が有ると思います。重金属は、
最近廃棄物焼却に関連して全国的に汚染が蔓延していると思いますが
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/tok0137.htm等参照)、水銀、カドミ
ウム等特に毒性の強い重金属の発生源には、特に用心が必要でしょう。



On Mon, 10 Sep 2001 22:44:44 +0900
"yuichiro komiya" <can32960@pop07.odn.ne.jp> wrote:

> 小宮です。
>
> みなさん情報ありがとうございました。読んでみます。
> まだはっきりとクロと分かってなくて、イギリスに試験を依頼
> するらしいですから、なにかの間違いだったらいいですね。
>
> 日本でも、牛の飼料に関しての規制をもっと厳しくする
> 必要があるのかもしれません。
>
>
> > こんにちは。初めまして。
> > 熊本の松本といいます。先月偶然このmlを発見しまして、
> > 早速登録させて頂きました。
> >
> >
> > In message "[BlueSky: 3628] 千葉で狂牛病の牛",
> > yuichiro komiya wrote...
> >
> >
> > に関して、情報の出所が一番信頼できると思いますので、
> > 農水省の以下のところにプレスリリースがあります。
> > http://www.maff.go.jp/work/press010910-01.htm
> >
> >
> > ----
> > kenichi matsumoto
> > jcvo@jcvo.com
>
>

On Mon, 10 Sep 2001 19:56:22 +0900
"Y.Kuzunuki" <kuzuny@geocities.co.jp> wrote:

> 葛貫です。
>
> 小宮さん:
> > ところで、日本で狂牛病に感染した疑いのある牛が見つかったという
> > ニュースがyahooに出てまし。
> >
> > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010910-00000011-yom-soci
>
> 先程、テレビのニュースで放送されていました。
>
> 朝日新聞のサイトにも下記のニュースがありました。
>
> 日本にも狂牛病、千葉の牧場で乳牛1頭感染の疑い
> http://www.asahi.com/national/update/0910/021.html
> 「 農水省は10日、人間に感染する可能性が指摘されている
> 狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した疑いのある乳牛1頭を、
> 千葉県内で確認した。10日午後6時半から記者発表する。」 
> (18:28)
>
> 【3530】で、欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会
> (本部・ブリュッセル)が「日本でも狂牛病が発症する
> 客観的可能性がある」との非公式見解をまとめていたけれど、
> 農水省が「必要以上に危険性が強調される」と警戒し報告書
> の作成が断念されていた、というようなニュースを7月1日の
> 毎日新聞で見かけたと御紹介し、厚生労働省との立場の違い
> について考えたことを投稿したことを思い出しました。
>
> 最近のNatureには毎週のようにプリオン関係の研究報告が
> 載っています。未だ対処法は確立されていないものの、
> ヤコブ病は、脳がスポンジ化して痴呆となり、死ぬのを待つ
> だけというものではなく、何年、何十年か後には治療できる
> 可能性が高まってきたようです。
> このような可能性が高まったことを知っているかどうかで、
> 事実を受け止める方の気分もずいぶん違うでしょうね。
> #事実を告げる方の気分も違うでしょうね。
> #報道されるまでの関係者の心の動き、知りたいものです。
>
> 今、話題になっている代議制とも、関連するのですが、
> 各省庁や自治体の〜課というのは、その管轄する分野が円滑
> に運営されるように守るための組織で、その管轄する分野の
> 利益を代表するものなのだということを、心の何処かに留め
> て置いた方が良いように思えました。
>
> 農水省の正義と、厚生労働省の正義は異なっている。
> 農水省の正義と、環境省の正義は異なっている。
> 守らなければならないものが違うのだから当たり前のことかも。
>
> そう言えば、
> 「保全は不十分」環境省が農水省の諌早湾アセスを疑問視
> http://www.asahi.com/national/update/0827/028.html
> という記事を見かけました。
> 環境省も少しは自己主張できるようになってきたということ
> でしょうか。
>
> 外部が「公」に対してどのような幻想を持っているか、
> 「公」内部にいるひとりひとりが、どのような思いや迷いを
> 持っているか、そのようなことを気軽(?)に話せる場を
> 持つことにより行政、立法等の「新しいかたち」がみえて
> くるのかもしれないと思いました。
>
> では。
>
>
>

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藤 井 久 雄(fujiihi@nisiq.net)
森林NGO緑友会(森林・林業・自然と研究のためのNGO)事務局
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/ E-mail ryokuyu@nisiq.net
TEL 090-1800-4721
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