[BlueSky: 3637] 『代議制』について


[From] "兼平 裕子" [Date] Tue, 11 Sep 2001 16:02:04 +0900

太田さん 一ノ瀬さん 須賀さん、みなさん、こんにちは。

> > 環境保護について考える時、市場価値に反映されない社会的価値を
> > 誰がどうやって守っていくか、その制度について考えようとしてみたのですが、
> > 最近、じぶんが根本的なことを理解しないままに物事を考えていることに気がつ

> ま
> > した。
> > 代議制民主主義ってどのような論理で制度付けられているのでしょうか。
>
もし代議制民主主義(間接民主主義)が
1「自分の変わりに国会にいき、自分の利害を代弁する人を選ぶこと」
だとすれば

2「選挙では主権者が自分の利益を極大化してくれるひとに投票するのは、あたりま
えであって
その利害を共有している組織があってら、ある程度の意見の集約がありえるわけで
組織票というものがでてくるのは当然」
なのに

3「どうして族議員が、その存在自体が悪(←わざと端的にいってみました)のよう
にいわれているのか?)」

全然まとはずれかもしれませんが・・・
間接民主制によって私たちは自分の考えに近い人に1票を投じることによって代議士
・参議院議員・地方議会議員に付託するわけですけど。

選ばれた議員さんは選挙民に拘束されるわけではないですよね。選挙人の意思に左右
されることなく、議会において自由な活動を行うことができる「自由委任」の考え方
にたち、「ひとしく全国民の代表である」ことを意味しているわけですから・・・。

ですから、国民の(その地域の)代表となった限りは、できるだけ多くの人の意見を
代表すべきで、業界団体にのみ目をむけ、拘束されるべきではない。できるだけ多く
の人の国益ひいては地球益を守るべき→という結論は無理がありますか?

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