[BlueSky: 3506] ボルネオ熱帯林シンポジウム(東京・神戸)


[From] Kimio OTSUKA [Date] Mon, 02 Jul 2001 18:48:58 +0900

大塚です

知人からシンポジウムの案内が届きました。

 国際協力事業団と庫県立人と自然の博物館の共催で、ボルネオ島(特
に北部にあるマレーシア サバ州)の熱帯林の保全に関するシンポです。


 ボルネオは東南アジアにある大きな島で、大半がインドネシア領です
が、北部にマレーシアのサバ・サラワクの両州とブルネイがあります。

 10年余り前にサバ州に行ったことがあります。昼なお暗い熱帯雨林の
林床、地面を歩き回るだけのヒトに40〜50メートルはあるかと思われる
木のてっぺんから小枝などを落とすサルたち、スコールの激しさなどな
どが印象に残っています。
 私が入ったのはポツンと残されている保護区だったのですが、すぐ隣
のアブラヤシのプランテーションでは極めて貧弱な生物相だったことも
ショックでした。


http://www.jwrc.or.jp/sympo/index.html
に より詳細な情報がありますが、以下に概要を記します。
無料ですが、7月16日(神戸会場は18日)までに申し込みが必要です。



1. 公開シンポジウム
・ タイトル:「生命の宝庫-ボルネオ島熱帯林をめぐって」
-国際協力事業団・兵庫県立人と自然の博物館共催公開シンポジウム

・日時:神戸会場 8月7日午後1時〜5時
東京会場 8月6日午後1時〜5時

・ 会場:神戸会場 県民会館県民ホール(神戸市元町)
東京会場 JICA国際協力総合研修所 国際会議場(市ヶ谷)

・ 内容:ボルネオ島は地球上で一番多様な生き物が住んでいるところの一つです。
その豊かな自然環境が,伐採や焼き畑などの開発によって急速に破壊されています。
そこで、国際協力事業団(JICA)と兵庫県立人と自然の博物館、ボルネオ島サバ
州にあるサバ大学熱帯生物保全研究所の3者が連携して,「ボルネオ生物多様性保全
国際協力プログラム」に取り組むことになりました。本シンポジウムは,この協力事
業の立ち上げとして,ボルネオ島の貴重でめずらしい自然の姿を広く紹介するととも
に,日本として,あるいは地域として,市民として,どのようにボルネオ島の保全に
関わっていくのかを様々な面から考えていきます。

・主催者:国際協力事業団・兵庫県立人と自然の博物館共催

・ 入場:無料(事前申し込み要)

・問い合わせと申し込み先:財団法人 自然環境研究センター ボルネオ生物多様性
保全シンポジウム事務局
  〒110-8676 東京都台東区下谷3-10-10 SN入谷ビル
  電話:03-5824-0960 
  FAX:03-5824-0961 
  E-mail: sympo@jwrc.or.jp
  

・申し込み方法
1) シンポ案内リーフレットに印刷された参加申し込み書(ハガキ)を
使って,自然環境研究センター ボルネオ生物多様性保全シンポジウム
事務局まで申し込む
2) 自然研へFAXあるいはE-mail: sympo@jwrc.or.
jpで申し込む(住所・氏名・年齢・職業・電話番号・E-mailアドレス、
参加地を明記)

・申し込み〆切 神戸会場  7月18日(水)
        東京会場  7月16日(月)


--------------ここまで--------------------

大塚公雄 <otsuka@inst.i-mde.tmd.ac.jp>
東京医科歯科大学生体材料工学研究所
101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-10
Tel: 03-5280-8092  Fax: 03-5280-8094


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