[BlueSky: 3480] Re:3476 クローン・ペット


[From] yuichiro komiya [Date] Sat, 23 Jun 2001 14:07:09 +0900

小宮です。

葛貫さん
> 犬を飼っていた友人がいるのですが、その犬が死んだ直後は、
> 何て言って慰めていいのかわからないほど、落ち込んでいた
> のを思い出しました。
> 小宮さんが考えられたような意味でつくられたクローン・ペット
> は、クローンをつくりたいと思うほど、かつて愛情を注いだもの
> の「ゆかりのもの」でしか、あり得ないですよね。
> 成長がはやいいきもので、外見が似ていれば、それでも、満足で
> きるのかもしれない、とも思いました。出資者が何を望んでいるか、
> 出資金額に見合う満足が得られるか、という問題になるのかな。

そうですね。確かに何十年も一緒にペットと暮らしていた人に
とっては、その死んだペットにそっくりの子供でもいいから
一緒にいたいと思うものなのかもしれません。クローンの場合、
ここらあたりの感覚(クローンが生まれ変わりなのか、双子
なのか、それとも子供なのか)が人によってだいぶ違っている
のも混乱を招く原因なのかもしれません。企業側も、もし
クローンペットをビジネスとして扱うのであれば、依頼人にきちんと
産まれてくるクローンは、死んだペットの生まれ変わりではない
ことを説明する必要があると思います。依頼人が死んだペット
が生きかえると思っていると知ってて依頼を受けるのであれば
詐欺ですよね。
(スティーブン・キングのペットセメタリーを思い出した…)

まあ、まだ当分難しそうなので、簡単には普及しないとは
思いますけど。それが救いでしょうか。




▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。