青空MLのみなさん
須賀です。
今月24日(日)に、長野市の信州大学教育学部で、
暮らしと森についての下記のシンポジウムが開催
されます。お近くでご関心のおありのみなさまは、
ぜひお越しください(遠くてお越しいただけないみなさま
におわび申し上げます)。
このイベントはわたし(須賀)も裏方でお手伝いして
おります。
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シンポジウム
信州発:新たな森の世紀に向けて
−暮らしの中に森の恵みを活かすために―
<開催趣意>
自然と調和した豊かな暮らしを維持するためには、速やかに
「持続可能な循環型社会」を構築することが求められています。
日本の場合、その中で森林が果たす役割は非常に重要です。
しかしわが国では、戦後の産業構造の変化等により山村の
過疎化が進みました。同時に、外国からの木材輸入量を増やし
ました。その結果、国土の三分の二を森林に覆われながら、
木材需要の八割を外国からの輸入に頼るという、世界有数の
木材輸入国になっています。そのため、日本の林業は衰退し、
手入れの行きとどかない荒れた植林が増え、国産材の生産と
流通の体制は今や瀕死の状況だといわれています。一方で、
世界的には森林面積の減少が重大な環境問題になっています。
私たちは、こうした不均衡を是正するために、私たちの日々の
暮らしができるだけ国内の森林の恵みに依存する、新たなライフ
スタイルを創りたいと考えています。
そのためには、様々な立場で森や木と関わる人々の新しいネット
ワークを生みだし、従来の枠組みに囚われない、森と人を結びつ
ける新たな社会システムが必要です。
今回は、新たな森の世紀に向けて、私たち市民がすぐにできる
ことは何かを考えたいと思います。そのために、各分野で森とかか
わりながら活躍されている方々から、その活動の一端を紹介して
いただきます。また、ゲストの方との自由な意見交換、質問も十分
行えます。
お気軽にご参加ください。
<開催概要>
◆名 称:シンポジウム『信州発:新たな森の世紀に向けて
−暮らしの中に森の恵みを活かすために−』
◆日 程:2001年6月24日(日) 10:00〜17:00
◆会 場:信州大学教育学部 図書館2階 (長野市西長野)
◆参加定員:300名(先着申し込み順)
◆主 催:『信州発:新たな森の世紀に向けて』開催実行委員会
/にっぽんこどものじゃんぐる
◆ゲスト:
熊崎實氏 (筑波大学名誉教授・岐阜県立森林文化アカデミー学
長)
峯村茂氏 (日本ウッドワーク連盟理事長)
小岩井彰氏 (地球クラブ代表)
長谷川敬氏 (建築家・緑の列島ネットワーク代表委員)
西岡泰久氏 (伊那谷森林バイオマス利用研究会)
永田千恵子氏(森倶楽部21代表)
浜本由里子氏(環境パートナーシップオフィス)
浜田久美子氏(サイエンスライター)
林 昭夫氏(長野県林業改良普及協会専務理事)
◆スケジュール:
開場 9:30
開会 10:00
主催者挨拶:福永一美(開催実行委員会代表)
第一部 10:15〜11:45
基調講演『森の世紀への期待』
熊崎 實 氏 (筑波大学名誉教授・岐阜県立森林文化アカデミー学長)
(質疑応答 11:45〜12:00)
休憩 12:00〜13:00
*森の恵みを活かした生活提案に関する展示・実演を会場で実施します。
第二部 13:00〜15:45
リレートーク「暮らしの中に森の恵みを活かすために」
総合討論/質疑応答
第三部 16:00〜17:00
よろず相談会(各分野に関する、ゲストへの自由な質疑応答)
1.まなび(峯村茂氏、小岩井彰氏)
2.すまい(長谷川敬氏、浜田久美子氏)
3.エネルギー/林業(西岡泰久氏、林 昭夫氏)
4.パートナーシップ(永田千恵子氏、浜本由里子氏)
閉会 17:00
◆申込先方法
参加を希望される方は、下記まで直接お申込ください。
にっぽんこどものじゃんぐる
〒386-2211
長野県須坂市峰の原高原
ペンションふくなが内 担当:福永一美
TEL 0268-74-2729 FAX 0268-74-3434
E-mail info@jungle.gr.jp
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よりくわしい情報は、主催団体のホームページにありますので
ごらんください。
http://www.jungle.gr.jp/
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須賀 丈
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