[BlueSky: 3433] ゲンゴロウです。


[From] "gengorou" [Date] Sun, 10 Jun 2001 23:09:01 +0900



小学校時代、授業中に「ウルサイ!出て行け!」
と、年中、言われていた@ゲンゴロウです。
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大阪教育大学付属小学校の児童殺傷事件について、
私も、思った以上に、脳を攪乱されているようです。。
おかしな夢をたくさん見たし、私の気持ちが意気消沈してるし、
それより、私の頭もおかしくなってきてます。。。
理解を超えた出来事に接すると、この自分の脳の振動が恐いです。
で、ちょっと思うことを書かせてください。。

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虫は虫なりに一つの考え(児童保護)
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私は、夜寝るときに戸締まりをきちんとします。
以前、仕事関係で、「お前の首を貰う」とか、
「お前の息子を誘拐するなど簡単だぞ!」などと、
ほんとに嫌な電話を何回ももらったので、、、
用心の為です。

それから、1億という量を知りたくて、以前に、
お米を数えたことがあるのですが、記憶によると、
10キロ袋の米粒の量は、10万粒でした。
それだと、1億は、米袋1000袋です。
その量を知ったときに、思ったことは、
日本には、犯罪は少ないかもでした。
脳というのはかなりの精密機械なので、
それを壊さずに育てるのは至難の業です。
お米の一億粒の量を知った私には、
一億粒の脳味噌の中に一つも誤差のない脳があるとは、
私には到底おもえませんでした。

アメリカの学校で銃乱射事件が多発していることを
考えても、安全というのは、もともと絵に描いた餅では
ないかと思います。

以前、校庭で児童が刺された事件などもありましたが、
児童は弱者であることは当然です。
また異常者は弱者を狙うことも知られています。
その二点のことから考えても、学校も親も、根拠のない
安全を信じすぎて、児童を保護することを怠っていたのでは
ないかと思います。

以前、息子が小学校二年の時、キャンプ地の川で流されたことが
ありました。息子は川底を、山椒魚のようにはって自力で、
はい上がって来ましたが、開口一番!大きな声で、、
「ばかやろう!なんで?助けないんだよーー!」でした。
流れが速くて、ごつごつの岩がある川縁では追いつけなかったので、
助けられなかったのですが、
親には、どんな事があっても子どもを助けなければならない
責任があると、子どもから知らされました。
つまり、
天災であろうと、事故であろうと、異常者の犯行であろうと、
どんな場合も、子どもの命をなくしたら、それは保護するべき
人間の責任であるということです。

しかし、現実には、どうも皆、犯罪者の手に児童の命を奪われても、
親も学校も責任を一番には問われないと思います。
このことが、真っ先に間違っているように思えてなりません。

もしも、社会にライオンが居るということが前提であるなら、
その状況では、そのライオンから児童を守っていない人間が
一番の責任を取らされるはずです。社会にライオンのような異常者が
いないということが前提なので、責任が問われないのなら、
それこそ、法律以前に、大きな考え違いではないでしょうか。。。
そんな私たちの無責任な思考だから、法律も変えることが出来ない。。

と、そんなことを感じました。
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ゲンゴロウ。。。



 ************************* 本の紹介****************************
「人間物語」
     - 存在・意識・時間 -
      著者:永島 寛(ゲンゴロウ)
          2001年5月30日刊行
       本の詳しい紹介は、↓でご覧になれます。
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/book/ningen.htm
     メールアドレス gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
              ※↑直接、注文も承ります。
 ホームページ http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/index.htm
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