尼崎市の一ノ瀬です。
小宮さん<
精神障害者をめぐる刑法に関して、なんらかの見なおしが必要なのではないで
しょうか。
>
問題が明らかならば、見直すのはよいことです。
しかし、大前提として、冷静に全体的な状況を把握することは、我々一般国民
に課された義務です。
精神障害者という少数派相手には、平気で過酷な措置を決めてしまえるのが衆
愚政治です。その轍を踏むべきではありません。
小泉首相は、早速「刑法の見直し」「措置入院」に関する発言をされています
が、その政策に対する賛否を明らかにする前に、我々国民は、学ぶべき事があり
ます。
精神障害者の内、重大犯罪を起こす人達の割合はどの程度なのか?
「措置入院」によって、本来は犯罪を起こす筈のない人々までに、過酷な束縛を
加える可能性はないのか?
ハンセン病患者に対する誤った取り扱いの責任は、国会や政治家のみならず、
我々国民全てが負うべきです。
が、今度の事件をきっかけに、ろくに精神病のなんたるかも確認されぬまま
に、隔離や収容、が再び議論に上るようになったことは、大変に残念です。
本当に反省したのならば、もう少し慎重な態度があってしかるべきです。
yahoo<
容疑者(37)が事件前、周囲の知人に、「自分は何をしても大丈夫なんや」
などと話していた
>
「人を殺せば死刑にしてもらえると思った」という報道とは矛盾しますね。
個人的な経験からも言えることですが、事件に関するマスコミ報道は、その過
半が”真っ赤なウソ”です。
大衆心理に迎合するために、こういう情報をマスコミが探し出してきた可能性
も否定できません。
本当に信頼できる情報は何なのでしょうか?
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