[BlueSky: 3430] Re:3426,3427 Tao?


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Sat, 9 Jun 2001 12:10:01 +0900

識さん、こんにちは、葛貫です。

【3422】の「前夜」は、何が起る前夜だったのか、
「それさえ間違わなければ」というフレーズの、私にとっての
「それ」は何だろうと、ぼんやり思っておりましたら、大阪で、
ひどい事件が起きてしまいました。
朝、学校へだして、その子の体温のぬくもりの残るふとんを
畳んだり、干したり、食べ終えた食器を片付けたりしている
間に、何の因縁もないのに、いのちを奪われてしまった。
この現実を受け止める事なんて、そう簡単にできはしない。
同じ位の年齢の子供を持つ親として、やりきれない思いで
いっぱいです。

> I'm all right, I'm all right
> Light,yes?
> Yet I lost right and light
> Tao-fua-niao flights?
> Seeking light and right in
> Radiating cosmisc noises

> 現在的(家畜的)集団に身を置くのならば、その集団(自分が良しとする)を
> 維持すべき法を執行し強制するのが、歴史的には(崩壊しますが)正解でしょう。
>
> 一方、カオスの内に何かを期待する(成り行きに任せる)というのが、
> 生き物の歴史で、ヒトもそんな生き方をしているようにも思えるのですが----。
>
> で、どうしたらよいのでしょう?

答えにはなっていないのですが、↓を思い出しました。

Every moment in life we have a choice whether
to enter life's water and float,or to try to
swim upstream.

Lao Tzu says: The way of Tao is a watercourse
way. It moves like water. What is the movement
of water or of a river ? The moment has a few
beautiful things about it. One, it always moves
towards the depth, it always searches for lowest
ground.It does not want to declare itself unique,
exceptional,extraordinary.It has no ego idea.

何でも創生期は、柔らかく、流動性があり、いのちが躍動し
美しい。でも、出来上がったシステムを最善のものと思い込み、
守りの態勢に入ると、硬直してしまう。

残念ながら、ヒトは自分達が思っているほど、たいしたもの
ではないのだ、と思いました。

上手に言えないのですが、コントロールしつくせるなんて
思わず「最善を尽しながら、自然に委ね、答えを待つ」姿勢を
保てたら、と思います。自分にゆるされた「生」の時間の中で
答えが得られるかどうかはわかりませんが、“We msut hold
on to what we have attained.”という言葉を謙虚に、そして
肯定的に受け止めながら。

> 今日も、へんです。

私も、変です(笑)。

佐川さんwrote:
> > 「殺人のピーク年齢は49歳 仕事、家庭、老後が不安?」
> > http://www.asahi.com/national/update/0406/001.html
>
> つまり↑の被害者は、“妻”の割合が多いと推測されます。

最近、ドメスティック・バイオレンスに関する問題が、きちんと
社会的に取り上げられるようになりましたね。
少なくとも今のところ、この世界を体験したことがない私が、
何を言っても机上の空論になってしまうのでコメントは控えます。

ただ、真っ正面から向かい合う相手というのは一生の間にそう何人
もいるわけではなく、「愛情を持っている」と思っていても、それ
ほど奇麗事ではなく、自分の思い通りにならない時も多々あり、
愛憎相半ばするというのが本当なのでは、と思います。
お互いの不調な時期が重なって、増幅されるような事がないよう、
上手に歳をとっていけたらと、中年オヤジの妻は願っております。

では。



▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。