尼崎市の一ノ瀬です。
このところ、伊東さんと天然ガスの輸送施設の安全性について、ややしつこく
議論を続けています。
その理由は、どうも、伊東さんの”マイクロガスタービン発電賛美”が、杜撰
な根拠に基づいている様で、不安だからです。
伊東さん<
バッファの分散化は備蓄の多段階化です。
・・・・
だからラインの増設じゃ無くてバッファなのです。
消費の日格差や季節変動を利用してバッファに備蓄し、
送出能力を最大化する、と言う仕組みです。
>
通常、安全性の議論をする場合、最も懸念される部分について重点を置いて、
議論しますよね?
この場合、最も問題になるのは、分散化が出来ない部分です。
私が、
「天然ガスの産地から、消費地まで運んでくる為のパイプラインの安全性」
「天然ガスの産地から、消費地まで、LNGタンカー等で運んでくる場合の、関
連施設の安全性」
について議論しようとしているのは、この部分が分散化不能であるからです。
それを、伊東さんは、分散化が容易な国内での配送システムについてのみ、一
所懸命議論しようとしておられるようです。
これでは、危険性からわざわざ目を逸らしているようなものです。
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伊東さん<
「筈」と言いますが、原発では災害が発生した場合の、
被害拡大防止策として、いったい何をやってますか?
・・・・・・
これでは比較のしようが有りませんね。
>
被害拡大策がないとお考えならば、それを前提に人的被害のリスクを算出し
て、天然ガスタンクが攻撃された場合のリスクと比較すればよいのです。中には
推定の難しい数値もあるでしょうが、比較するためにはやらねばなりません。
「比較しようがない」
と簡単に諦めるのはご自由ですが、
伊東さん#3365<
原発は中央集権的インフラなので、
原発破壊による社会不安定化も、
分散発電にくらべて大きくなります。
その辺りのリスクを高く評価し、
さらにコージェネによる効率化を考慮に入れると、
脱原発で分散化電源を選択する事になります。
>
の発言は、自ら撤回されたことになります。
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