葛貫です。
大島さんwrote:
> そうですね、確かにそういう研究があったと思います。理論的には、
> 僅かでも温度差があれば仕事をすることができます。
スケールが全く違うのですが、体温で発電する腕時計がでましたよね。
温度差発電ではありませんが、アモルファス太陽電池を服に縫いつけて
携帯電話の充電に使うなんていうことも考えられているようで・・・・。
これらもLCAを行うと、どういう評価になるのかわからないのですが、
使えるエネルギーは、無駄なく使えるようになるといいな、と思います。
今は、資源が「ある」、足りなければ開発すればいいということが前提に
なって選択肢が考えられていますが、例えば、宇宙ステーションの設計を
する時のように、最低の資源でやって行くことを考えると、価値判断を
する際の重み付けのも変わってくるのだと思われます。
> 高いところから順次低いレベルまでカスケードに 熱を利用することで、
> 熱の有効利用ができるのですが、
温排水に対して適切な沸点を持つ化学的に安定な物質を見つけて、順次
熱を利用していけばいいのではと思ったのですが(電子伝達系のイメージ?)、
> 低温では効率が下がってしまって、経済性もそうでしょうし、装置の
> ライフサイクル・エネルギー収支とでも言うのでしょうか、装置を作るの
> に必要としたエネルギーを上回るエネルギーが得られるかとかそんな
> ところにも、考える必要がありそうです。
ということですね。ありがとうございました。
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