[BlueSky: 3378] Re:3377 分散化は特効薬になるか?


[From] JAWAY [Date] Fri, 1 Jun 2001 00:34:33 +0900

長崎の伊東です。

At 23:12 +0900 01.5.31, ICHINOSE,Takeshi wrote:
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> しかし、「一時的な熱と衝撃波」によって、命を落とした人々は、
>ヒロシマ、ナガサキの場合、犠牲者総数の7割以上にのぼります。

総熱量が原爆と同じガスタンクがあったとして、
原爆と同じレベルの衝撃波や熱線を作る事は出来ませんよ。
核反応と化学反応では温度が桁違いですから。
で、被害も桁違いに軽くなります。

> 持続的でないからといって、そのリスクを軽視していいはずが
>ありません。

被害が格段に軽いと予想されるので、
軽視しているのではなく、許容しているのです。

> 先頃、スイスで水力発電所の水圧鉄管の破裂事故が発生し、
>”一時的に”大量の水が流れ出しました。

WW-IIではイギリスはドイツのダム破壊攻撃を何度もやってますね。

> この、”一時的”な出水のために、大洪水が発生し、近隣の村の
>半分が消滅しました。

水害後にはすぐに復旧活動が可能ですよ。

> むしろ、原子力発電の場合、そこだけを徹底的に防御すればいい
>わけで、守る気になれば、むしろ安全保証の面からは容易ではない
>でしょうか。

徹底的な防御と言うのは地上に作る固定工作物では事実上不可能です。
軍事的には常識です。

壊されても影響が他に及ばない構造を取るしか無いのです。
つまりは分散化です。


ついでに言えばガスタンクは最近は半地下設置が増えています。
温度管理を容易にし稼動経費を抑えるための構造だと思いますが、
安全面でも各種利点があります。


At 10:03 +0900 01.5.31, 大島高 wrote:
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>>>コージェネの廃熱で鉄は溶けません。
>>これはさすがに無理ですね。(笑)
>>でもヒートポンプを組み合わせればアルミくらい迄は行けるかも。
>まるでむりでしょう。アルミの融点より高い凝縮温度の熱媒って?

何かあるんじゃないかなと思って書いてしまいましたが、
確かに見当たりませんでした。(笑)


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