長崎の伊東です。
At 0:36 +0900 01.5.31, ICHINOSE,Takeshi wrote:
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> 化石燃料を使う限り、分散化しても、破壊活動による危険は回避で
>きません。故に、破壊活動に対する脆弱性があるからと言って、脱原発を
>進める理由とはなりません。
---中略---
> ラインパイプは、その途上に必ずバッファを設けて、トラブルによ
>る一時的な輸送停止に備えますが、このバッファは巨大なガスタンク
>そのものなので、攻撃されれば、大きな被害と汚染は避けられません。
パイプラインの場合は一時的な熱と衝撃波でしょ?
#シベリアの様な漏出放置とかは論外。
機能は資金さえ有れば数ヶ月後には復旧します。
自然への影響も堤防などの防護処置が出来ます。
また、最終消費地での小規模備蓄も可能ですので、
再配分などの緊急処置を取る事も可能です。
対して放射性物質の汚染は持続的なものです。
溶けたチェルノブイリの原発は復旧する事は有りません。
そして最終消費地での備蓄なんてものは有りえません。
そう言う訳で安全保障的には分散エネルギーが強いと思います。
> 結局、脱原発を進めるか否かの選択は、持続可能性等の、他の要因
>によることになると思います。
そうですね。
安全保障を重要視しなくて良い世界が良いですから。
> コージェネについては、私も期待するところ大ですが、やや気にな
>る点があります。
> まず、「電力の最終消費の半分近くが熱源使用」という話ですが、
>全てコージェネの廃熱で代替可能な熱源なのでしょうか?
コージェネの導入例はホテル/病院で多い様なので、
洗濯、給湯、消毒、暖房、清掃などでしょうか?
その辺りの詳細は存じません。
>例えば、鉄のリサイクル工場では、鉄を電気炉で溶かしていますが、
>コージェネの廃熱で鉄は溶けません。
これはさすがに無理ですね。(笑)
でもヒートポンプを組み合わせればアルミくらい迄は行けるかも。
> また、このメーリングリストで以前に指摘されたことですが、都心
>部で電力をコージェネに切り替えると、廃熱を周囲に垂れ流すことに
>なるため、熱汚染=ヒートアイランド現象の激化、が心配されます。
垂れ流しはしませんよ。
蓄熱しておき熱需要が有る際に給熱するのです。
蓄熱容量を超えない様にバランス運転する必要がある、
と言うのがコージェネの難しい所です。
スターリングエンジンとのハイブリッドとかすれば効率はさらに上がる?
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