[BlueSky: 3347] 宗教と科学と法律と哲。。。。


[From] "gengorou" [Date] Fri, 25 May 2001 07:46:20 +0900


ボヤッキー@ゲンゴロウ。。
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素直な人、つまり疑わない人や、信じる人は、数学とか
物理など、とても得意なようです。数学や物理など出来
る人は、頭がいい人というよりも、無駄なことに頭を使
わないことが出来る人のようです。
(私は無駄な思考が多いからダメ。。。)

意識の世界には、人それぞれの感じ方、考え方があって、
それでは、何も共同作業が出来なくなってしまうので、
長さとか、質量とか、熱量とか、周波数とかの単位を決
めた。つまり、物理などは、意識の多様性を認めずに、
ある一つの前提に絞った規則を元にしたもの。。。

しかーーーし!
その物理が意識の世界だとか、重力だとか、量子だとか、
光だとかいう、人間を離れた世界のことに触れ出すと、
かえってその人間が決めた一元的な前提が障害になって
くる。。。

聞くところによると、量子世界のことは、古典物理(高
校物理)に優れた人ほど、理解がむずかしいとか。。。

−−−−

いつの時代の人も、その時の科学が最高水準だと思う。。
けど。。。
今、科学では、重力も宇宙も、意識(自分が自分を知る
こと)も、光のことも、まったく分かっていない。。
分かっていることが、ほんとうに少ない。。。
科学はまだまだなのに、、科学者は科学を崇拝している。
科学宗教?
(私は、宗教をバカにしているのではないのです。。。
  宗教的な意識を問題にしているのです。。。。)

宗教、すなわち、その教えが一番という教えがあります
が、それは、混沌とした世界に苦しむ人々を救うには、
とても大切な概念の道具。。。
実は現代の法律も、まったくそれと同じではないかと。。
法律にたずさわる人は、法律こそすべてと考えている。
その考え方の延長上に、犯罪者が増える。
つまり、
多様な人間の世界に、一元的な考え方を当てはめると、
かならず歪みが生まれて、犯罪者が増え、それによって
その社会は壊れる。法律も実は宗教だということを、人
は知らなければいけないかも。

かつては、
人の多様な考え方が社会を危うくしていたから、宗教が
法律となって社会の秩序を作ったのに、現代は、その一
元的な法律という宗教が社会を・・・・。。

オウムと国家の争いは、そのように見ると、基準の争奪
戦だったのかも。。現行法律による歪みに苦しめられた
者達の、宗教戦争だったような。。。

まったく何もかもが難しい。。
でも、
まったく難しいけど、、
分かることなんか大切じゃない!
絶対に分かり切ることなんかできないのだから。。。

大切なのは、なにもかもが、むずかしくて、
誰も何も分からないということを
誰もが理解することなのさ!
(と、役に立たぬ勝手なことばかりを言う、私。。)

****************
おわり。。。。





 ************************* 本の紹介****************************

「人間物語」
      - 存在・意識・時間 -
      著者:永島 寛(本名:ゲンゴロウ)

         5月30日刊行 予約承り中です。
       本の詳しい紹介は、↓でご覧になれます。
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/book/ningen.htm

     メールアドレス gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
              ※↑直接、注文も承ります。
 ホームページ http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/index.htm
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