葛貫さん みなさん
須賀です。
葛貫さん:
> 友人と「最近の若い子は・・・」なんて話している年齢になって
> いる自分に気がつくのですが、自分達より、もう少し若い世代は、
> もっと脱力的(?)に我慢しない生活を送っているように見えます。
ちょうどいいくらいに脱力的になるのもむずかしいですよね。
最近、詩人で英文学者?の加島祥造さんが訳された
『タオ 老子』(筑摩書房)をよみました。
これが高校生のとき漢文でならったあの「老子」だろうか?
と思うくらいやわらかくてわかりやすい「訳」がすばらしいです。
「・・・人ばかりか、
あらゆる生き物や木や草も
生きている時はしなやかで柔らかだが
死ぬと
枯れてしぼんでしまう。
だから、固くこわばったものは
死の仲間であり、
みずみずしく、柔らかで弱くて繊細なものは
生命(ライフ)の仲間なのだ。・・・」
「萬物草木之生也柔脆、其死也枯縞。
故白、堅強者死之徒也。柔弱者生之徒也。」
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