葛貫です。
澤口@一升金さんwrote:
> 必要性も道路のあっちとこっちで違うこともあるのでしょう。
今日の朝日新聞の朝刊に、“「特定財源」使途拡大
都市基盤西部の原資に 財政政策、軸足移す兆し”という記事が
ありました。
財源を緊急性の低い事業から、優先度の高い都市基盤整備に移す
ことで、首相の公約である国債発行の抑制とともに、道路族など
の既得権益を崩す狙いがある。 ・・・「塩川構想」が実現すれば、
硬直化した予算配分が変更しやすくなり、大都市にある未利用地
の開発が進む可能性がある。・・・財政政策の軸足を「地方」から
「都市」へ移す兆しとも言える。全国の格差是正を優先してきた
戦後の自民政権の政策が、経済活性化のため一定の格差を容認する
競争型社会を目指すものへ変容する可能性を秘めている。 ・・・
道路特定財源は中央と地方、「強者と弱者」の格差解消を理念と
する自民党政権の政策を支えてきた有力な財源だった。・・・
諮問会議のメンバー、牛尾治朗ウシオ電機会長は「米国は貧富の
格差を拡大した。日本は二極化を避けたが、それでは経済は成長
しない」と言い切る。・・・後略
#今日の内は、http://www.asahi.com/paper/front.html
で全文を読めると思います。
簡単な問題ではないんですね。
邑瀬さんwrote【3308】:
> 先日、琵琶湖の北の在原という集落(在原業平ゆかりの地)に行きまし
> た。茅葺き屋根の並ぶ、静かな山中の村だったのですが、「観光地化は
> しない」と住民の方がおっしゃていました。観光客がたくさん来ること
> は、住んでいる人も必ずしも歓迎しないのだなと思いました。
同じような便利さ、画一化を目指すのではなく、また、お金に換算
して考えられる「貧富」だけで他所との比較をするのではなく、
何をもって「快」とするのかについて考え、地域の特色をどのよう
に出すかが、これからの課題になってくるように思われました。
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