[BlueSky: 3323] 読み物として。。。。


[From] "gengorou" [Date] Wed, 16 May 2001 20:56:09 +0900


読み物として。。。。
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虫は虫なりに一つの考え (1+1=1)
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数の計算として、1+1の解は「2」らしいですが、
「1」の場合もあるのではないかと、私は思ったり
します。

例えば、テーブルの上に粘土の塊(かたまり)が二つあり、
その粘土を両手に握り持ち、その粘土を持った手と手を思い
きり合わせれば、、粘土はベチャッと一つにくっつき、
一つの塊(かたまり)になります。 つまり、1+1=1。

早々と、私の話は、脱線しますが、この例と物理的な考え方
の相違について考えてみると、物理量として、質量的なこと
を考え、1+1を考えると確かに「2」になりますが、「2」
となるには、質量的な前提があることになります。ここに数
学とか物理の先入観というか前提があるように思います。
このような質量的な前提は、いつの間にか当然になっていて、
誰もがその前提が見えなくなってしまい、結果、物理や数学
をやっていると、1+1=1である可能性もが分からなくな
ってきているのではないでしょうか(?)。。。
別な言い方をするなら、数学、物理などなかったころに発芽
した意識世界では、「1」は、どんなに大きくても、小さく
ても「1」は「1」だったと思います。

話を戻します。
1+1=1の考え方を反対に考えると、ある塊(かたまり)
があった場合、それは、
1=1+1+1+1+1+1+1+1+1+1・・・から、
けっして、一つは一つではなく、いくつもの塊(かったまり)
がくっついている状態であるとも考えられます。
たとえば脳です。。。。脳は、もちろん粘土ではありません
が、一人の人間の頭の中にある脳は、視覚的には一つの塊で
すが、もしかすると、一人の脳は一つではないかもしれませ
ん。
多くの動物のように、現在を生きているだけならば、脳は一
つですが、人間のように「未来」を知ってしまうと、脳は一
つではなくなるのではないでしょうか。
もう少しこのことを詳しく言うならば、多くの動物のように、
現在だけを生きる場合には、その動物が現実を動き回る肉体
を制御する為だけの脳ですから、脳は一つで十分、いや、一
つでなければならないのかもしれません。しかし、人間の様
に、将来の可能性を感じ始めた者は、将来のいくつもの可能
性を想定するときに、未来の自分のいくつもの姿を追い始め
るので、その過程で、脳は幾つもに別れ始めるのかもしれま
せん。
しかし、幸か不幸か、未だ人間も、肉体的に現実の中で生き
ているので、一つの肉体によって、脳は一つに束ねられ、脳
は分裂せずに、自分は一つだと思い込んでいるようです。

さて、
「視覚的に一つの塊(かったまり)に見える物が、実は幾つ
もの塊である可能性」
を、今、話しましたが、今度は、その逆で、、、
「いくつもの塊にみえる塊達が、実は一つである可能性」に
ついて考えてみます。

人間の脳は一人に一つですが、もしも多人数の脳が、その脳
の中と似た信号によって結びついていて、一つの脳の中の状
態とに近い状態で結びついた場合には、もしかすると幾つも
の脳が、なんとなく一つになっているという可能性もあるの
ではないでしょうか。

−−−−−
なぜ、私がこのようなアホなことを考えたかといいますと、
新生児微笑という現象を知ったからです。
生まれたばかりの人間の子どもがほほ笑む状態、それは、その
新生児の脳が、幾つかに分かれ始め、すぐ次にコンタクトを始
めたからではないかと。。。
そして人間同士が互いにほほ「笑む」とき、それは、いくつも
の脳がコンタクトを持つときではないかと。。。。

脳は、コンタクトを持とうとして、開かれたときに「ほほ笑み」、
コンタクトが完了したときに「笑い」、多くの脳が同時にコン
タクトを持ったとき、あるいは、コンタクトを持てたと多くの
脳が同時に感じたときに「爆笑」が起きるのではないかと。。

−−−−−
ここからは、さらにアホが進み、蛇足になりますが、

1+1=1〜∞ という式を見ると気になるのは、1+1=0
は?どこで何をしているのだろうか?かという心配です。
もしも、この式(1+1=0)が存在するとしてそれを頼り、
考えさせてもらえるなら、その式の意味は、なんだろうと疑問
が浮かんできます。もしかすると、それは、
1+1+1+1+1+1+1+1+1+・・・・・=0という
ことでもあるので、この式の左右を逆にすると、
0=1+1+1+1+1+1++1+1・・・・なので、それ
は、無から存在が始まる可能性の様な、そんな式のように、
私には思えます。

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ゲンゴロウ。。。













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