葛貫です。
細谷さん:
> 昨日,ドイツ人に
> 「狂牛病や口蹄疫はイスラムの陰謀だーっ!!イランのテロだーっ!!」
> という噂があることを教えてもらった。
少なくとも口蹄疫は違うのでは(^_^;。
朝日新聞に、こんな記事がありました。
「口蹄疫、欧州のイスラム社会直撃 祭りに欠かせぬ羊高騰」
http://www.asahi.com/0306/news/international06015.html
不安な時って、いろいろなデマがとびますよね。
プリオンより、デマによる集団ヒステリーの方が怖いかも(^_^;;。
生物兵器としてプリオンが利用されることも懸念されていましたが・・・・
“ 生物兵器としてのプリオン:新刊書「悪魔の作業場」と「ターゲット」”
http://www.primate.gr.jp/yamanouchi/93.html
タリバーンが破壊しているのが、無常を説く仏教の遺跡ではなくて、
唯一無二の神の国をこの世につくろうとしてきたキリスト教関係の
遺跡だったら大変なことになっていたでしょうね。
狂牛病と言えば今日のNatureに、8 March 2001, Vol.410, No.6825に
lifelines: Prions bend the rulesという報告が載っていました。
http://www.nature.com/nsu/010308/010308-13.html
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では。
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