[BlueSky: 3042] Re:3039 知識と実感


[From] 長谷川 [Date] Sat, 3 Mar 2001 20:21:13 +0900

ダイです。

須賀さん
それから、これはもう過剰反応になるのかもしれませんが、わたし
が梅棹忠夫の本に高校生のときに感激したの「内容」がすごい
と思ったからで、肩書きにまどわされたからではありません。
上の文でわたしがわざわざ国立民族学博物館の初代館長と
書いたのは、本を手にとったことのない方に内容を推測して
いただく手がかりのひとつになるかもしれないと思ったからに
すぎません。けれどもあとで考えなおすと、ダイさんの文化相対
主義ということばに何もコメントせずに「賛成です」と書いて
梅棹の本を紹介したので、あたかも梅棹が「文化相対主義」
という「主義」をとなえているかのような誤解をされた方も
いらっしゃるかもしれないと思いましたので、補足します。
→自分はメールで何度も失敗して以来、「何をいわんとしているか」
「その前のメールでどの立場で述べていたか」に注意する習慣をつけて
いたので須賀さんのおっしゃろうとしていることは理解できました。
ちなみに、須賀さんの投稿されたメールを読んで、梅棹忠夫さんという方に
私も大変興味を持ったのでマイ「読むぞ!リスト」に加えておきました。
 私は、(文化相対主義的な視点)と何気なく申しましたが、時に言葉が
適切に使われているか、意味は正しいか、相手と共通の定義で話している
かを第三者のような視点で振り返ることも大切なのではないかとまさに今、「実感」
しました。 


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。