皆様
、森林NGO緑友会事務局
藤井 久雄
私ごとで色々ご心配をお掛けし申し訳有りません。また、ご助力やお励ましを
下さいました方々、本当に有り難うございました。
私の不当分限免職の件ですが、本当に残念ながら、本日付けで分限免職の辞令
が出されてしまいました。
今日は、林野庁に処分の適否の確認・検討等を求める行政措置要求の人事院へ
の提出、林野庁林政課人事班へ出向いての要望等致しましたが、結局どうにもな
りませんでした。林野庁林政課人事班の方にも、色々説得はしてきたのですが、
結局林野庁は「任命権は森林総合研究所長にあり、林野庁は処分の具体的理由に
ついて判断をしない」という姿勢を、押し通してしまいました。今後、独立行政
法人化に伴って、研究所の裁量権が増しますので、このような腐敗問題はますま
す深刻化する怖れがあり、林野庁人事班の方にも、もっと透明性やチェック機構
の強化を図らなければ、ますます腐敗してしまうという話を大分したのですが
(森林NGO緑友会でも、現在の国立試験研究機関独立行政法人化の準備状況を
踏まえた要望と大学独立行政法人化に関する要望を記載した意見書を作成中です。
要望書案:http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/tok0127.htm#yobo)。
結局、森林総合研究所の処分意志が極めて強固で、林野庁から戻ったら所長は
すぐ無理矢理辞令交付を行おうとしてき、数人の暴力に遭いながら、林野庁に確
認をとってからにすることを求めたものの、結局夕方に林野庁も上記のような姿
勢で変わらないという返答をされて、辞令を受け取らざるを得なくなりました。
処分理由はやはり無茶苦茶で、かいつまんで言うと「上司・同僚・部外者に大
声で非難等を繰り返した」「インターネットに誹謗中傷投稿を繰り返した」「受
診命令に従わなかった」「共用実験室に自己所有物品(私費で買った研究必要器
材・薬品等のことです)を多数持ち込み共同使用を妨げた」というだけのもので
す。(前投稿に書きましたとおり、批判は全て正当な理由があってしているもの
で誹謗中傷は全くしていませんし、受診命令には何ら正当な理由が無く、実験室
にはきめられた業務に必要な器具を置いていただけで、私が特に広いスペースを
占有したわけでもなければ、特に他の人の業務の邪魔にもなっていません。)
あまりに馬鹿馬鹿しいので、何故に誰もが仕事のしやすい職場をつくろうとせ
ず、特定職員と癒着してこのような処分をされるのか、そうやって私を不当に追
い出そうとしてきた研究者が今後どんな顔をして研究者を続けて行かれるおつも
りなのか、と聞いたのですが、企画調整部長が「大変優秀な研究者である丸山君
のためにこれをやった」という大変問題な一言を吐いただけでした。丸山温は、
前投稿に書いた、約11年前の私の併任解任等の画策(共同研究の概ねの結論が
得られた時点で無理に主に自分だけで短期測定を行い、所内報告をわざと1年遅
らせて当該年度の所内報告にはでっち上げデータをのせて併任解任をしやすくし、
私を研究室から追い出し、私筆頭名の共同名で口頭発表したほぼ同結論を後に私
の名を載せずに初印刷発表する−主に自分だけで短期測定を行ったデータだけを
使ったので著作権侵害でないとの主張−といった画策)や、複数回の他研究者の
著作権侵害、データ捏造、等の不当事を行ってきた研究者で、企画調整部長は過
去に国際農林水産業研究センターで丸山温の上司だった時期もあり、やはり今回
の処分原因は不当癒着にちがいないようです。
結局、私の排斥を行い、業務を妨害し続け、学会まで偏らせて画策を続けて来
られている方々の論理は、共存の論理では全くなく、徹底した同業者排斥・異学
説者排斥の論理しか頭に無いのだと思います(確かに私は、不当事に対し抗議や
批判をしてきていますが、それは学会の在り方や私の業務やが不当に歪められた
り妨害されたりしたためせねばならない批判だからしてきただけで、決して彼ら
のように個人的エゴから相手の業務を妨害するようなことはしてこなかったはず
です)。
このような理由で、社会的に重要な研究が停止を余儀なくされてしまうことは、
大変困ったことです。また、このような、悪いことをし他人の職を奪おうとまで
する研究者がのさばって、何の悪いこともしていない善良な研究者の方が職を奪
われるのは、社会倫理的にも学会倫理的にも、放置されてはならない深刻な問題
状態を後々に残してくれたことになると思います。
こういう風に深刻にこじれた問題をもたらさずに、円満な解決を図って欲しかっ
たとしか言いようが有りません。私の方も、まさかこんな理由で分限免職が出来
るはずがないと思ったためや、分限免職ということになると完全に重大な犯罪事
ですので表沙汰にするのは十分折衝してからと思ったため、対応が遅れた面等有
りました。また全農林中央労働組合が、このような無茶苦茶な処分理由での処分
を、森林総合研究所の違法者か当局と癒着して容認してしまったこと、等も処分
を可能にした原因で有ると思います。
このような無茶苦茶な理由で処分が出来るのも、一度処分を出してしまえば、
後は訴訟になっても国を挙げて税金を使って弁護をし多くは偏った判決のでる行
政訴訟で正当化できる可能性が高いという思いがあるからで、司法改革で行政訴
訟の偏りをなくすことは重要だと思います(また行政訴訟以外の訴訟でも判決の
公正化は重要だと思います)。また、独立行政法人化に向けて、採用・人事異動
・処分等の腐敗が増加しないよう、透明化・チェック機構強化が是非不可欠だと
思います(「独立行政法人では人事は理事の胸先三寸だ」という発言をした管理
職もいるという話が全農林労組つくば地本から伝わっています)。
以上、LANをいきなり切られたりで報告がやや遅れましたが、取りあえずご
報告まで。
このような事情で、以後私の連絡先が変わります。ご連絡は下記へお願い申し
上げます。森林NGO緑友会の活動は、勿論今後も継続されます(但し、もうす
ぐ事務局の住所が変わることになり、また私の給料が無くなり携われる時間も減
るかもしれないので財政的・マンパワー的に制約が出てくるかもしれませんが)。
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藤 井 久 雄(fujiihi@nisiq.net)
森林NGO緑友会(森林・林業・自然と研究のためのNGO)事務局
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/ E-mail ryokuyu@nisiq.net
TEL 0298-51-6927 (ここしばらくの間)
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