こんにちは、葛貫です。
須賀さん:
> そうですね。僕は本当に飢えたことがありませんし、
> 精神的な意味でも極限状態に直面したことはないと
> 思います。でも葛貫さんのことばをよむとそういう
> 深淵のようなものをのぞきこむような気持ちになる
> ことがよくあります。
深淵ではなく、光が感じられるような文を書けなくて残念です(笑)。
> もっともらしいことと思えるようなことも、本当に
> デリケートなバランスのうえにうかんでいるのかも
> しれません。
はい。この時代、この国に、「偶々」、自分が生れてきたのだ。
そして、「偶々」だか「努力により」だか知りませんが持ち得た経歴
により、このような価値観を持っているんだ、と自身を客観視でき
る部分を持っていないと、いろいろな欲求を持って様々な人が集
まってくる場を、「理」のコントロールが効く状態で、運営して行くこ
とはできないのだと思います。
#家族を運営するのが精一杯な自分には、とてもできないことを
#自覚しつつ(笑)。
> でもそれをながれるにまかせてもいい とも思えない。
> そこで何を感じ、何を考え、何をするのか。
> そこからひとりひとりの姿があらわれてくるのかもしれません。
多分、国際問題や環境問題を考える場合には、全体(歴史・空間)
の中での自分の位置を自覚しながら、そのような「ひとり」としての
主張を持つという、高度な技を身につけなければならないのかも
しれません。個々人にそれを要求するのが無理だとしたら、全体
の中でのそれぞれの位置を理解しながら、調整にあたる機関が
必要なのかも。
複雑系を扱う方法論を用いれば、何とかなりますか?>和尚様
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