こんにちは、小宮です。
ゲンゴロウさん:
> 私,アトムに精神的遺伝子をもらって,その後,大学で,マ
> ルクス主義的な思想(ミーム)をもらっていると思います。
> まず,アトムですが,私はアトムというテレビアニメを,そ
> れこそ五感の内の視覚と聴覚で受け止めました。私にとって
> たしかに仮想現実でした。また,書物ですが,書物にしても,
> 私の頭の中では五感に変わり,やはり仮想現実でした。それ
> だけで,私は教育(洗脳?)されているので,仮想現実とい
> うものは,すごいことだと思います。
僕だったらアトムじゃなくてガンダムかな?やっぱりアニメの
影響って大きいものですよね。今の子供だったらDVDでガンダム
のアニメを見た後に、プレイステーションで実際にアムロになって
ガンダムを操縦するわけですから、与える影響(いい、悪いは関係
なく)はさらにおおきいでしょうね。
> で,今のゲームは,仮想現実というより,参加体験も伴いま
> すので,もうそれは,仮想よりも現実にかなり近い存在なの
> では,ないかと思えます。
> ゲーム側から考えると,ゲームは作られた物なので,物質と
> して現存していないので,あきらかに仮想ですが,ゲームを
> 体験する側からすると,それは実体験なので,まるで仮想で
> はなくなるように思います。
>
> 「バーチャルの世界は仮想」とするのは,もしかしたら,間
> 違っているかもしれません。問題は受け手側なのですから,
> それを考えると,もはや「バーチャルは現実」なのではない
> でしょうか。
これは僕も同感です。ひとつバーチャルが現実と異なって問題
になるのは、やはりその世界観が他人と共有できず、自分の中
で閉じてしまうことと、その影響が実際の自分の体にフィードバック
されないことだと思います。バーチャルリアリティで格闘ゲームを
いくらやっても、拳法をマスターすることはできないし、殴られたと
きの痛みを感じることもないし。実際の世界との誤差が生じてくる
のが問題なんでしょうね。
MATRIXみたいにバーチャルリアリティの世界が現実にフィード
バックされるなら話は別なんでしょうけど。僕もVRでカンフーを
マスターしたい(笑)。
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