みなさま
広木@亀モードです(のろのろ)
akiraさんの、モチベーションの部分は当然OKなんですが、
> 広木さんの言っている事はよくわかります。人間の営為だからこそ難しい。
> ただ、この人間を主体とした「資源」として自然をとらえている限り、その
> 合意点は、人間にとってひたすら都合のいいものに止まらざるを得ないでしょう。
ど う し て そ れ が い け な い の ?
> 屋久島の縄文杉を中心とした生態系が「世界自然遺産」に指定されました。
> 遺産、すなわち人間によって所有される資産。運用され、消費される資源。
> 世界自然遺産に指定されて以後、屋久島を訪れる観光客は激増し、入山に伴う
> 環境破壊は深刻化の一途をたどっています。
> もし、この世界遺産という概念に、生態系の主体的な生存権が含まれていたら、
> 当然、選定と同時に厳しい入山規制などの環境対策もなされたはずです。
> しかし、どこまでも人間を主体とした「資源」だったために、選定がかえって
> 生態系の破壊を推進する役目を担ってしまった・・・
「人間によって所有される資産」ではなく、
そこに住む地域の人々に利益が還元されるような形を
整えて行く事が大切かと思います。
それによって、資源を長く利用するための知恵も出る、というものです。
いうまでもなく、人間は他の生物(含む他人)から
資源を搾取せねば生きて行けないわけですから、
それを抑制するにはそれなりの代償を提示して妥協せねば
話が進まないだろうと思うわけです。
> > 当然生き物の尊厳とかは考えて行かなければならない問題なんですけど。
> > 誰かが(ゲンゴロウさんだったかな?)前に書いていらしたと思いますが、
> > 生かしてもらっているありがたさ、ですか。
>
> この事実を、法律という極めて人工的なシステムの中で概念化するというのは、
> 非常に困難な事業だとは思います。
概念化する必要は、全くありません。
これはあくまでも個人のこころの中の問題でしょう。
> ぼくの一連の発言は、まさに人間行動の本質を見据えた上で、提出され
> ている、と自分では思っていますが。
> 人間行動のショーケース = 歴史、です。本質を見据えるためには歴史を
> 見据えるべきではないでしょうか?
歴史を見るのは確かに重要です。
歴史の「なに」を見るか、結果か、そこに至るプロセスか?
多くの事例から、普遍的な事実を抽出する事が肝要かと。
当然その際には、分散にも気を配るべきですが。
ようするに、私が思うに、
akiraさんはモチベーションと、それのプロパガンダを、
私は現実の解決法(のひとつ)を話しているから、
噛み合わないのかな?という気がしてきました。
(だったらもう突っ込むなって(^^; )
ついでに蛇足:
> (麻薬だとしたら、それを供給して私腹を肥やしているシンジケートが存在
> するでしょうね。そのトップに君臨する方々は、案外都会から離れた南海の
> 無人島なんかをドーンと買い込んで、原初の楽園生活を謳歌してるかも。
> 大気汚染に苦しみつつ、過労死しそうなほど働いて、ウサギ小屋で家庭
> 内別居している日本人を思いながら、「ジャンキーは生かさず殺さず」と
> ほくそえんでいる、なぁ〜んて、ちょっとブラック過ぎますか?)
全然。
B級ホラー好きとしては、
ジョークはもっともっとブラックな方がいいな(^^;
「Reuturn of the Killer Tomato」は、
不朽の名作だと思っております(^^;
失礼しました。
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広木眞達(HIROKI, Masato)
国際基督教大学生物学教室加藤研究室
〒181-8585 三鷹市大沢3-10-2
TEL 0422-33-3269 (加藤研究室)
email address:hiroki@icu.ac.jp
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