森本です
突然発言しますが、正直なところ、私は狂牛病は
よいことではないかと感じていました。
ある地域に注ぐ太陽エネルギーの約10分の一が植物になり
その10分の一が草食動物になり・・・
という生態学の基本原則から考えても
1kgの植物を食べるのに比べ、1kgの肉を食べるのは
10倍の耕地を必要とするのだし
持続的に生きるには、人間を減らすか
基本を草食にしていくしかないのではないかと
思います。
昔は、肉と言うのは、高値の花で
時たま贅沢をしようと言って食べるような
感じでしたが、自然なサイクルの中では
その程度の感覚が普通であって
今のように、毎日のようにあたりまえのように
肉が食べられる生活と言うのは
どこかにかなりな無理をしていて
よくないことのような気がします。
たまたま、そのひずみが、このような
形で出てきて、今の食生活のいびつさを
教えてくれているような気がするのです。
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森本研吾
kengo@nire.go.jp
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