一ノ瀬の尼崎市です。
小宮さん<
1)映画のように倫理委員会を設けて、残酷な表現のあるゲーム、青少
年に問題があるような描写を含むゲームの販売には年齢制限を設け
る。
2)ゲームの中古販売を禁止し、安価でゲームソフトが市場に出回るの
を防ぐ。(ゲーム開発メーカーの著作権を守ることで、メーカー間の
過渡な競争が起こらないようにする。)
>
1)には賛成ですが、2)には大反対です。
まず指摘しなければならないのは、中古販売は、著作権侵害でも何
でもないことです。
著作権は、新製品を売る際に使ってしまっていて、その後の商品に
対する権利は、消費者側に移動しています。消費者がこれを転売する
ことを規制するとなると、消費者側の財産権を侵すことになります。
また「中古販売禁止」が、残虐性の全く無いゲームにも適用されてし
まいますが、有害無益だと思います。
仮に「中古販売禁止」を、残虐性の高いゲームのみに適用したとする
と、そういうゲームは法によって保護されていて儲かるわけですから、
却ってメーカーは開発に熱を入れるのではないでしょうか?
私はむしろ、ゲーム開発メーカは、もっと厳しい競争に曝されるべきだ
と考えています。残虐シーンで安直に利益を確保していられる様な状況
が続く限り、メーカーはそこから抜け出ようとはしません。
残虐ゲームでは儲けられない状況を作り出し、新しいタイプのゲーム
を作り出さなければ生き残って行けない様にし向けるべきだと思います。
そのためには、1)の方針を徹底することでしょう。
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